<葉巻のけむり>ようやく回復して、最初の記事を書く「NHK特集・双方向解説・そこが知りたい!」

バンコックでのクラッシュ以来、不調であったWordPressがようやく回復しました。
ただ、以前のコメント欄への書き込みデータを以前の状態に復活させることは、出来ませんでした。
このコメントデータたちは、Facebookのサーバーにあって、読むことができることがわかりました。そしてこれらのFacebookサーバ上のコメントは、見ることはできるし、リンクは失われてはいないらしく、そこからWordpress上の当該記事に飛ぶことは出来ます。しかし、そのコメントを記事の下に表示することは、どうしても出来ませんでした。「○○人の人がすすめています」というのも、なくなった記事があります。
WordPressの最新バージョンへのアップデートには少々手こずりましたが、ようやく成功しましたので、以前のコメントの復活表示は、とりあえず諦めることにしました。
これで、ようやく新しい記事を投稿する気分になった次第です。

昨夜、NHKが、「朝生」の向こうを張ったのか、特集・双方向解説・そこが知りたい!「新政権で日本はどう変わるのか」という番組を、11:25から4:00までの長時間放送しました。
興味を持ったので、録画しておいてみたわけです。
司会は柳沢秀夫解説委員長と女性アナで、出席者はすべて解説委員で計37名の大人数です。
三部構成になっていて、一部「新政権で日本はどう変わるか?」、二部「暮らしはよくなるか」、三部「どうする原発・エネルギー」。
出席者は、すべて解説委員ですからそれぞれの担当があります。名前は省いて、担当名だけをキャプションに出た順に列記してみましょう。
中国担当、東アジア、アメリカ、政治、国際経済、国際、政治・外交・安全保障、経済、政治、東南アジア、ロシア、地方自治、国際、ロシア・南アジア、軍事・安全保障、食料・農林水産、自然災害・防災、災害、政治、政治、教育・文化、社会保障、くらし・地域社会、科学政策、経済、文化・芸術・IT、経済、社会保障、文化、原子力、エネルギー、経済、科学・生命、司法、国際、国際、環境、国際。
同じ担当名がいくつもあるのは、複数の解説委員がいたということです。ただひとり、津谷尚という人は、最初は軍事・安全保障の担当で、次には国際になってました。
どうもよく分かりません。
だいたいこの担当名自体、結構いい加減なのではないかという気もしました。たとえば、文化・芸術・ITなどというのは、よくわからん。さすが、NHKだけあってけっこう官僚っぽいという気もしました。

ぼくの興味は、どんな風な安倍バッシングをやるのかを見たかったのですが、そうしたものはなかったようです。ただ、自民党が掲げる憲法の問題や集団的自衛権という大きなテーマについては、最初からパッシングされていました。
一部と二部は面白くもなんともない退屈な進行でしたが、三部は違いました。これは大いに参考になる詳しい情報もあったし、意見も活発に交わされて、大いに参考になりました。この三部だけは、「朝生」とは違って司会のしゃしゃり出もなく、正常な討論になっていました。
ずっと何時間も沈黙を続けていた出川展恒・国際担当委員(BSドキュメンタリーでイントロのコメントをしている人)が初めて口を開き、イランの核ミサイルの燃料濃縮が完成に近づいており、このことからイスラエルが攻撃を考えている。この情勢からホルムズ海峡の封鎖が行われた場合、日本のエネルギーは危機に陥るので、早急に対策を講じる必要があると説きました。それには、イスラエル・イランの双方に緊密度を有する数少ない国・日本が外交努力によって、危険回避を講じる必要があるとの考えを述べましたが、さらにコメントする人はなく、深まりませんでした。
もともと、かつてABC包囲網を作られて、石油を絶たれたことが大東亜戦争の原因だったのだから、この問題は真剣に考えないといけない問題です。でも、そんなことをNHKに求めるのは無理な話なのでしょう。
それにしても、この三部だけは見ごたえがありました。ただ、かなり努力しないと三部まで見つづける根気のある人は少ないのではないか。だから、この問題を一部として冒頭に持ってきたほうがよかったのではないかと思いました。

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