イタリアのシガー、トスカーノ

右端は、独特のシガー・カッター。二つに切るのに都合よく作られている

 先ごろのイタリア行きの時にしこたま買い込んだイタリアのシガー、トスカーノも残り少なくなってきました。
 このトスカーノという葉巻はあまり知られていないようです。
 アメリカがキューバとの関係を緩和して、ハバナシガーにも何らかの影響があるのかなと想像していたのです。しかしあまり関係はなかったようです。ただ、何だか最近ハバナシガーの作りがけっこう雑になってきたように感じています。
 トスカーノは、いわゆるドライタイプのシガーで、フューミドールなどに入れて変に湿気さすと、本来の深い味わいが失せるようです。
 他にない特徴は、固く巻いたその形状にもあり、真ん中が太く両端が細くなった両切りの形をしています。真ん中で二つにカットして喫します。一本が二本になるというのはなんだか嬉しい。
続きを読む