中国解放軍・意識調査アンケート

 先日の中国の地震に関する報道で、地震の被害が出ているにもかかわらず、テレビでは抗日ドラマを流し続けていて、そんなのは止めて災害情報を流せという不満が出たというのがありました。
 この抗日の大河ドラマは連日放映されていて、人々はもう慣れっこで、真剣に見ている訳ではない。だから、あまり気にする必要はないという意見も聞きます。
 そうはいっても、子供への刷り込みというのはかなり決定的なものですから、安易に見過ごすわけにはいかないと思われるのです。しっかり調査して、中国にはそういうことをやることは決して両国のためになんの益するところもない、止めることが日中友好でしょうというべきではないでしょうか。日中友好の議員先生にお願いしたらいいと思うのです。

 以下の記事は、実は大分前に書いたのですが、内容がおぞましすぎるので、載せるのをためらったままになっていたものです。先日載せた「揚子江屍豚大量投棄の真相」の記事に、一緒に中国にいたことのある友人が「いいね、っていうか、コワイですね、中国についてリアルに認識するのは。」とコメントしました。それを読んで急にこの記事を憶い出したという訳です。
 という訳で、やっぱり載せようと考えたのです。
坂東忠信氏 発信元は、元刑事の坂東忠信氏で、この方は警視庁で北京語通訳捜査官をやっていて、中国人の犯罪や中国の裏情報にも大変詳しい人のようです。桜チャンネルの討論番組で、坂東さんが紹介した中国解放軍の意識調査アンケート結果をピックアップしました。意識といってもとんでもない意識なんですが・・・。

 以下のアンケートが紹介されるきっかけになったトークが石平さんからありました。鳩山元首相が南京大虐殺博物館へ行ったのは大変なことだった。中国人はみんな南京大虐殺は実際にあってそれを日本人が認めたと受け取った、と述べました。
石平氏 話が抗日ドラマに移り、中国では報道規制が厳しくなっているが、こと抗日ドラマに関しては何をやってもいいということになっていると石平さん。
 坂東さんによれば、抗日ドラマもどんどんバリエーションが増え、SF化したりしていて、例えば解放軍兵士が、日本人を手刀で真二つに幹竹割りしたりする。そうしたドラマを毎日毎日見ていた子供が大きくなって解放軍に入ってくる。
 ここから、アンケートの紹介が始まります。
 これは、2004年2月~3月に、良質な教育を受けた中国人青年が主な対象になったアンケートです。
 17歳~30歳の成年男子が78.3%を占めるグループを対象にした4質1択のアンケートの結果です。
 これを調べた主催者はシンドウネットというところで、どういうところかというと胡錦濤の娘婿の会社ですね。内容が内容なので、公表はされませんでした。

中解軍図1◉あなたは戦士として上級者の許可があった場合、婦女子や捕虜を殺せますか?
●いつでも殺す    34%
●危機が及んだら殺す 48.6%
●解答保留      13.5%
●絶対に殺さない   3.8%
 危機が及んだら殺すというのには、特別な意味があって、つまり中国解放軍には特戦隊というのがあって、これを後ろに配置して命令を実行しないときは後ろから撃つことがあります。この質問はそういう場合を意味しています。また、捕虜や婦女子が逃げるのを見逃したりしたら、後で銃殺されるかも知れないと思ったら殺すという意味なんです。
 すると、殺さないでくれる率は3.9%。
 これは、オンラインでクリックして解答するという調査で、別に面接による調査もあります。
 これは使命感を持って面接で答えている者ですから、違った結果がでています。同様の質問をしてから、なぜそう思うのか、どんな人だったら殺しますかなどと、さらに質問して得た結果を多角的に分析して5つに分類したものです。
中解軍図2絶対殺すが増えて、 46.7%
アメリカ、インド、日本、ベトナムなら殺す 21.2%
そうすると、日本人なら7割近く殺されるということになります。
状況判断でよく見てから殺す 9.2%
よく分からないので回答できない 12.7%
絶対殺さない 10.1%
日本人なら殺す 28.4%
 あとは、中華民族以外皆殺しにしてやるとか人間として大丈夫なのかという人もいることを示しています。
 解答者の3/4が、捕虜であっても婦女子であっても殺すと答えています。それに、殺すか殺さないかの問題じゃなくて、殺し方の問題だという解答結果があります。(このことに関して、坂東氏は別のところでこの殺し方についての解答を語っており、それは例えば、女だったら必ず強姦してから殺すとか、子供は・・・など、あまりに想像を絶する残虐な内容なのでここには書かない)
 聞かれてもいないのに、日本人だったら容赦なく殺すんだといった人が、24.8%もいました。
 上級者の指示がなくても殺してやるという人が35.5%。許可であっても命令ととらえて殺すといっているのが10.7%います。
 こうした人たちは、毎日毎日変なSFが入っているような抗日大河ドラマを見て、怒りを募らせて、俺もあんなにかっこ良く日本人殺したいなと毎日思ってれば、私たちが考えられないような脳回路の子供達が出てくるんですね。
 このアンケートは9年ぐらい前のものです。解答者のうち一番多い層は学生です。そういう人はいまは解放軍の中枢くらいにいることになります。

 中国人にもいい人がいるという人もいますが、確かにいい人もいるんです。これ、10%はいるんです。でも、日本人から見ると90%は日本人を殺しに来ますから、沖縄や北海道の皆さんとかは、のんびりしている場合ではないんです。
 いい人もいるし悪い人もいるというと50・50で考えちゃうのが日本人ですが、そうではないんです。日本の自衛隊に同じ質問をしたら逆の結果がでると思います。
 兵士の質の問題として、日本は武力を持ったら自分を抑えないといけない、刀という人を傷つけるものを持ったときの心構えとしての精神論・武士道が出来たのですが、中国というのは強い奴というのはみんな山賊上がりから成り上がって天下をとるのが当たり前になってるので、そこらへんの精神文化が全然そろってない状態で現代科学・現代兵器を手にしてしまって、これ使ったらどれくらい人が殺せるんだろうというようなところがある。
 それを考えると、この質問、あなたは一兵士として上級者の許可があった場合、婦女子や捕虜を殺せますか、ということを聞いた目的というのはおそらく今一人っ子政策になっちゃって、西洋化が著しい、昔はみんなで住んでいたのがバラバラになっていて、一人っ子からしか徴兵できないというところで、徴兵した兵士の奴らはほんとに、命令は出来ないから、命令ではなく何となく伝えたことを聞く奴がどれだけいるかということを調べたい、そういう調査だったのではないでしょうか。
 私が取り調べをして来た経験を話すと、日本人は残虐な民族だと思い込んでいたのに来てみればみんな優しいし、落とした財布も還って来る。ちょっと話が違うぞと思ったということを言う中国人もいます。
 しかし南京大虐殺がなかったという中国人は一人もいませんでした。自分たちはあんなひどいことをされたんだから、自分のやったことは大したことじゃないという風に考えているし、口に出していう人もいました。

鳴霞 話変わって、ここで鳴霞さんの発言です。
 2004年、この調査の後で、尖閣諸島の年賀状と切手の発売がありました。
 アンケート調査のこの年で、こんな調査結果だから、いま行えばもっと激しい結果がでると思われます。「この文書を見てください」と一枚の紙をしめしました。
 鳴霞さんの持参した文書の内容は次のようなものでした。 
習近平は国内危機を回避するために対日開戦を決意するだろう。
12月15日夜、習近平は中共軍事委員会の席上、各軍を視察した時に待遇改善を約束したと発表。
中央政治局と国務院は軍事国防科学員に対する奨励金と報奨金の条例を改定した。
その改訂内容は、陸軍海軍空軍の三軍は軍事訓練武器装備開発研究に於いて、新規方面には10倍の報奨金を与えるというものだった。
そしてその中で特別賞は個人に2000万元、部隊に最高2億元を出すという内容が含まれている。
特別賞には例えば、領土を侵略する敵側の飛行機を撃墜した場合には、その機種形式機数によって50万元~3000万元を払う。
領海を侵犯した敵側の艦船を撃沈した場合にはその種類形式大きさによって最高5億元を支払うという驚くべき内容になっている。

 こんな話ほんとなのだろうか。でも、こうゆう風にお金を示さないとしっかり戦ってくれないという不信感があるのかもしれない。
 この後に起こったレーダー照射事件などを考えると、やはり「リアル」に不気味ではあるのです。
 

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