コロナ禍の日本のつれづれ


 世界中で新型コロナ(武漢コロナ)の蔓延はまだ止まず、欧米に比べて被害が格段に少ないとされる我が日本でも収束したとは言われていません。
 最近こんな記事を目にしました。「東京都医師会理事の川上一恵氏は2月12日の定例記者会見で、新型コロナウイルス感染症について「都民の皆様へのお願い」とするリーフレットを作成したと発表した。最新1カ月間の論文や専門家の意見をまとめたもので、都医師会会員にPDFデータで配布する予定。「印刷し掲示、配布するなど、医療機関で自由に利用してほしい」としている。」

都医師会広報


 上はこの時配布されたとされるリーフレットです。
 その内容を今見ると極めて、正確で正当なものです。ところがこれはほとんどメディアには載りませんでした。ほとんど隠蔽されたといっていい。代わりにやたら恐怖を煽る報道が流され続けたようです。
  
 特に強調して報道されたのは、欧米の悲惨な状況でした。
 しかしこの報道も、とても客観性を持ったものとは言えませんでした。欧州諸国の死者数は左の表(武田邦彦先生がグラフにされたコロナ死者数)です。5つ6つの多いところがありますが、同じくらい少ないところもあったのです。

外国のコロナ死者数100万人当たり


 多いところでは、800人を超えています。イタリアやフランスは600人です。(これに比べて、日本はなんと10人なのです。これについてはのちに述べます。)
 全体を見るとうんと少ない国がたくさんあります。でもそんなことは全く報じられずひどいところだけが報じ続けられました。
 さらにこれに加えて、専門家会議の一人の北海道大学の学者が、何も対応しなければ40万人が死ぬことになると言う計算結果を発表し、これを新聞が大きく取り上げ、日本中にパニックを巻き起こしました。この計算に使った基礎資料は実に不穏当なもので、この先生の責任は問われるべきだと思われます。

 新型コロナは、風邪の一種と言っていいと思います。普通の風邪は数日で治ります。とはいえ「風邪は万病の元」ではあるのですが。
 少しひどいのがインフルエンザであり、感染力が強く、発熱を伴うので、冬の流行期には注意が払われてきました。ワクチンがあって、注射する人も多いのですが、どんなウィルスが流るのかは、的確には予測できず、気休めではないかと思いぼくは一度も打ったことはありません。これらは全てコロナウィルスで、武漢ウィルスもやはり同じ種類のコロナウィルスでした。
 
 コロナウィルスによるインフルエンザは毎年発生流行しています。厚労省はこういっています。
 「厚労省によれば、例年の季節性インフルエンザの感染者数は、国内で推定約1000万人と言われている。
また、季節性インフルエンザによる超過死亡概念による年間死亡者数は、世界で約25~50万人、日本で約1万人と推計されている。」
 この超過死亡概念というのは、コロナが原因である別の死因によるものも含めているのですが、別の単純統計死亡者数は2018年のデータで、3325人です(東邦大学看護学部社会疫学研究室)。
 毎年インフルエンザで1万人ほども死んでいるのに、この武漢ウィルスの死者1638人(10月9日 23:59 時点)で、何を騒いでいるのか不思議に思ってしまいます。
 みんながみんなマスクを、屋外でも、しているのも不思議です。誰が強要したわけでも無いのに。厚労省は公式見解として「感染者は出来ればマスクをするのが望ましい」と言っているようです。
 ぼくの場合、ほとんどしません。でも、これまで注意されたことはありません。もし注意されたら、すぐに付けられるようにポケットに入れています。連れの女性が、注意したので、彼女が付ける理由を聞きました。
 もし感染していて、人に移すのを防ぐためなのだそうです。

 考えたところ、この答えが出てくる要素がいくつかあります。
 まず、不顕性感染があるということ。かかっていても何の症状もない。これは大変多くて、陽性反応となった人の半分は自分でも気付いていなかったといいます。
 そして、こうした何の症状も出ない状態でも感染するとされている。これが問題。全くないとは言えないものの、不顕性感染している人から感染するなどということはあまりないと言えるのではないかと思うのです。なぜなら、100や1000オーダーのウィルスが喉や鼻腔に付着しても発症しないと言えるからです。
 屋外ランニングしていて、すれ違っただけで感染するなどというような専門家の衒学的レポートがネットで散見されます。困ったもんだという気がします。
「新型コロナは、ウイルスが咽頭に100万から1億個ぐらいの単位で付着していないと感染しない。ウイルスの発祥から何か月も経ち、世界に普遍的にウイルスが存在している状態なので、咽頭にウイルスが10個とか千個ぐらい付着するのはよくあることだが、この程度の数だと免疫力が落ちている人でも感染せずに終わる。」
 これは、イギリスの『デイリー・メール』(Daily Mail)の電子版「Mail Online」(Sunday, Oct 11th 2020)の記事です。
 「気道にウイルスが付着している陽性者が感染しているかどうかを考える場合、気道表面からとってきた体液にどのくらいの量のウイルスが存在していたのかも重要だ。徳島大の大橋眞・名誉教授によると、咽頭(気道)に100万から1億個以上の単位でウイルスが存在していないと、感染から発症を引き起こすことはできない。そして(権威ある)ネイチャー誌掲載の論文によると、コロナ陽性者のほとんどは、咽頭に付着しているウイルスの数が10ー100個あたりの単位でしかない。このぐらいの量のウイルスでは、感染から発症を引き起こせない。コロナ陽性で肺炎などが重症化した人は、コロナでなく別の病気で肺炎などになったのでないか、と大橋氏は推測している。」
 コロナウィルスは、実験・検証できないことが多すぎるのです。だから、言ってみれば、似非専門家が口々に発言し、不安を煽ることになったと言えるのでしょう。本当の意味での知識・知見のない学識者あるいは医者が、熱意を持って発言する。たといその人がノーベル賞受賞者であっても、それは問題ではないかと思います。

 ここまで述べてきて、大きな問題に気付きます。それは言葉の問題で、「感染」と「発症」の不明確さということです。
 前々段の最後の文「咽頭にウイルスが10個とか千個ぐらい付着するのはよくあることだが、この程度の数だと免疫力が落ちている人でも感染せずに終わる。」
 この「感染せずに終わる」は正しくは、「発症せずに終わる。」でないといけません。
 この問題を解決するためには、日々報道されている感染者数は「陽性者数」とすべきだと思うし、同時に発症者数も明示すべきです。
 PCR検査で陽性ということは、咽頭あるいは鼻腔より採取した検体にコロナウィルスがある数以上あったということです。ここで、PCR検査について、少し知るべきだと思います。
 「PCR検査は、検査対象者の咽頭からぬぐいとった体液に含まれている遺伝子類を何回も増幅して増やし、検出しやすい状態にして染色するが、この増幅をやりすぎると、決して感染に至らないごく少数のウイルスの付着でも検知して陽性の結果を出してしまう。感染者だけを陽性者と判定するには、増幅回数を30回未満にするのが良い。」
 「1回の増幅で2倍になるので、25回の増幅で3300万倍になる。30回の増幅で10億倍、40回の増幅で1兆倍にる。30回と40回では千倍違う。25回と40回では3万倍違う。倍率を上げすぎると、ウイルスの遺伝子の破片だけの存在でも陽性反応が出る。」
 この増幅回数は、どの検査機器も一定数に定められている筈なのですが、アメリカのニューヨークでは四十回に増やす不正が行われていたと言います。三十回に戻すと陽性者数は3割になりました。いずれにしろ、陽性・陰性の判定は、その言葉とは裏腹に定性的なものではないようなのです。

 結局のところ、PCR検査をしたからと言って、感染症が治るわけでも予防できるわけでもありません。特別な医学的処置ができるわけでもない。迎え討てるのは各個人の免疫力だけです。ここで、ぼくの個人的な体験を述べます。
 実は昨年の暮れから7人のグループで、パキスタンのフンザに旅しました。年明けをフンザで迎えてから帰国し、数日した頃から、風邪の症状が起こりました。そのころは、ダイアモンドプリンセスの入港前で、まだコロナなどは知られていなかったと思います。
 ぼくは風邪で寝込んだことはありません。医者に行ったこともありません。ただ、耐えて回復を待つだけです。インフルエンザのワクチンも打ったことはない。風邪は風邪薬の漢方薬などを飲んでいると、いつも数週間もしないで治る。
 今度の風邪は、少々酷くて、一週間ほどしたら咳をすると胸の痛みを感じるようになりました。激しく咳き込むと血痰が出ました。これは肺炎に移行するかと、少々びびりました。家内は医者に行くように言いましたが、ぼくにとっては、病院というのは、病気をもらうところという認識があって、よほどのことがない限り、定期検診は別として行きません。
 熱が出たら、その時は病院に行こうと待ち構えていましたが、検温をするほどの熱っぽさもないまま、3週目に入った頃、直っていたのです。
 後で考えたのですが、パキスタンに向かう時、関空に向かうMKの送迎バスで、通路を挟んで左横にいた中年女性が、激しく咳き込んでいて、思わず顔を背けることが数回あったのを思いだしました。そう言えば、あれは紛れもなく中国人だった。あれから二週間ほどして発症したことになる。もしかしたら、ぼくは初期コロナにかかっていたのかもしれない。そんな気がしたのでした。

コロナ陽性者(世界)の喫煙率と国全体での喫煙率比較


 左の表は、世界主要国のコロナ感染者の中での喫煙者のパーセンテージとその国全体の喫煙者の%を示した物です。
 これは、厳密な数値データを元に意表をつくような推論を導くのを得意とする竹田邦彦先生が時間をかけた調査の結果作られた物です。表での報告数というのは、複数箇所からのデータであるので、おそらく数値に少しのばらつきもあり、その平均をとったのだと思われます。
 コロナの検査で陽性を示した人たちには、喫煙者が含まれます。その国の喫煙率とコロナの陽性者での喫煙率は普通ならそんなに違わない筈です。ところが、陽性者の喫煙率は中国では、国の喫煙率の約3分の1、フランスに至っては、30分の1、全ての国において、陽性者の喫煙率は少ない。つまり、タバコを吸っている人は、コロナにかかりにくいということになるわけです。よって、喫煙はコロナ予防に有効であると、結論づけられました。
 なるほど、そうか。タバコの煙は、喉粘膜に付着して、コロナウィルスを不活性化するのかも知れない、と一瞬思ったのです。でもよく考えれば、病気になったりして、タバコの吸えない人の方が免疫力が弱く罹患しやすいだろう。健康に悪いと言われたり、自分でもそう思いながらも、喫煙を続けるような人は、元々コロナなど自己免疫力で跳ね返すのではないか。喫煙者の自分を振り返りそう思った次第です。
 ちなみに、ips細胞の中山慎也先生は自身のブログ「山中伸弥による新型コロナウイルス情報発信」の<正しい可能性があるが、さらなる証拠(エビデンス)が必要な情報>の一つに、「喫煙者は重症化しやすい」を挙げておられます。

 日本中あるいは世界中、マスク・マスクまたマスクの今日の状況は、ぼくにはどう考えても、皆さんも同じだと思うのですが、やはり異常としか言いようがない。
 膜を垂らし、アクリル板で仕切り、一体何の効果があるのかと思ってしまいます。
 朝起きて、時には昼過ぎのこともあるのですが、1番に見るのが「虎ノ門ニュース」。ここでも、かつては、地上波テレビ各局と同様、仕切りをしたり、中休みをとって、部屋の空気の入れ替えなどを、ちょっとの間やっていましたが、すぐにやめて元通りになり、今に至っています。さすが「虎ノ門」と思いつつ見ています。
 これは多くの人の最大の疑問だと思うのですが、「どうして日本はコロナ被害が少ないのか」。
 これに応える理論を唱える人が現れています。それは、京都大学大学院特定教授の上久保靖彦さんです。かなり以前から、彼の理論には注目していました。
 彼の理論は、日本人は早くに集団免疫を獲得していた。昨年暮れにチャイナに発生した新型コロナはS型で、あまり強くなく、これがK型に変異した。中国人に門戸を開いていた日本では、この両型の免疫を獲得した。ついで新型コロナはG型に変異して、医療崩壊の合いまって、武漢での惨状を招いた。
 この強いG型に対抗するには、S型とK型の二つの免疫が必要だった。ところが、早く門戸を閉ざした欧米ではK型の免疫が得られなかったので、大きな被害を被った。
  上久保先生によれば、抗体による免疫は長い期間持続しないので、適当にウィスルに暴露して、軽く罹患することが必要だというのです。
 この先生は、安倍首相にも特別の進講を行ったそうで、一斉休校を決行してからになりますが、集団免疫獲得の推論は知っていたと考えられるのです。
 あまり良い説明ではないので、次のYahooニュースのURLで詳しい解説を読んでください。
Yahooニュース 京大教授「日本人はコロナを克服。年末に終焉」説の論拠
 
 まあぼくとしては、注意されたら逆らわないとして、マスクは着けず、外出時には出来るだけ物には触れず、スーパーや百貨店あるいは外のトイレに入った時には、出る時には必ず手を清める。まあそれくらいに気をつければ良い。
 よし罹患して死ぬことになっても、その確率は交通事故よりはるかに低く、まあ雷に打たれるくらいのことで、長い人生を送らせてもらったと感謝しないといけないと思っているくらいのことなんです。

コロナ禍の日本のつれづれ” への1件のコメント

  1. 初めまして。
    やっと先生が正論を書いてくれたなと思っております。
    連日のコロナ報道やマスクの異様さを苦々しく思っておりました。

    最終的には風邪の一種で終わりになると思いますが、このバカ騒ぎを後にどう検証するのだろうかと思います。

    お互い高齢者のようですから、せいぜい気をつけましょう。

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