オリンピックの開催が1ヶ月を切りました。この世界の大イベントを潰そうとする勢力の一翼を担うメディアもここに至って少々その趣を変えつつある様に見えます。
パンデミックを引き起こしているこのコロナ禍は、日本ではインフルエンザに過ぎないと早くから考えていたぼくにとっては、今のさざなみ状態の継続は少し予想外ではあります。それは気温が上がれば収束に向かうはずです。そうでないのは、気温が低い状況が続いているからなんだろうか。まあ夏になって暑くなればおそらく収束するだろう。大和民族とは異なる外国人の参加を止めたり、観客数一万の上限を設けたりと万全の対策を講じてのオリンピックは問題なくやり遂げることができるだろうと思っています。
オリンピック開催で盛り上がった日本は、この落ち込んだ空気を払い除けることができると期待し、心待ちにする日本国民の一人です 史上繰り返し起こってきたパンデミックなのですが、今回のそれが特殊なのは、これが政治問題化したり国際的な外交問題となったりしていて、とてもまともな対応が行われていないと考えられるということではないかと思うのです。
アメリカでは、民主党支持者はマスクを着けるが共和党支持者はマスクを着けない。知事が民主党の州では、マスクをつけないで歩くと罵声が浴びせられるそうです。
低開発国へのワクチン供与をめぐって米中がせめぎ合いをやる。台湾へのワクチン供与をめぐって、中国が自国のものを押し付けようとし、アメリカや日本が乗り出すと中国が妨害したり報復処置をしたりする。
このパンデミックによって、これまで見えなかった世界の状況が色々と見える様になってきたと言える様です。
そんな状況の中で、大手メディアではほとんど報じられていない様ですが、大変注目すべきニュースがネットに上がっています。コロナウィルスの流出元が武漢の研究所だったというのです。この説はかなり早い段階で言われていたのですが、単なる陰謀論としてほとんど無視されていました。それが一転、今や紛れもない真実となったのです。
その中心人物は、Dr.ファウチです。
この人は1984年からアメリカ国立アレルギー・感染症研究所 (NIAID) 所長で、6代にわたってアメリカの大統領の補佐官を務めています。
防疫におけるとんでもないオーソリティでその考えはアメリカにとどまらず世界的な影響力を持ってきました。
今回のパンデミックに関しては、マスク、ロックダウン、ワクチンの三つの対策を強調しており、世界各国がそれに従っていたとも言えます。
トランプ大統領とはあまり反りが合わず対立していましたが、特にトランプのいうコロナウィルス武漢研究所発生説には強く反対していました。
ところが、以下の様なとんでもない事実が暴露されたのです。2014年頃からファウチはコロナウィルスの機能獲得実験というウィルスの毒性や感染力を高める遺伝子操作の実験をやっており、その危険性のため実験継続が禁止されると、これを武漢研究所に委託し、その費用を継続的に支払っていたと言う事実が判明したのです。
これは情報公開請求によって、彼のメールが公開され、多額の公金を支払っていたことも判明しました。議会でも聴聞を受けたのですが、もちろん彼は認めてはいません。
彼は科学者としてウィルス研究を続けたかったのは分かる気もしますが、多額の公金を使ってこともあろうチャイナにやらせていたという、この重大な事実を隠蔽していました。そればかりか「新型コロナの発祥地は武漢ではない」「武漢ラボ漏洩説を言う人々は大間違いの妄想家で、取り締まりが必要だ」などと唱えていたのです。
ファウチの実態の暴露とともに、彼の主張も信用を失いました。アメリカには「コロナ危機を続けたい派」とその反対派がいるのですが、続けたい派は力を失ったと思われます。これは世界にも影響を与えていると思われます。
日本ではなぜか、ファウチのニュースはほとんどまともに報じられず、世界での統計から見て、問題外のコロナ発症者数の少なさにも関わらず、世界でも異例の自粛をしている様です。感染者(PCR陽性者)の8・9割は無症状で、8割は発症さえせず自然に治癒していると言います。
ニュースによると、東京で感染者が100人増えた。そして重症者は一人減った。死亡は数人。一体何を騒いでいるのかぼくには分かりません。
あと二週間足らずでオリンピックです。(この記事はかなり前に書き出して、最初の部分だけで、止まっていました。)会場の大半で無観客試合が決まった様です。
無観客と、半分まで上限1万人の違いはどこで分けているのか根拠は明確に示されていない。
専門家会議のトップは無観客が望ましいという。いったいどこが専門家なのか。お笑いの結論で、そんなことは小学生でも分かる。科学的分析が不在です。家庭内感染が大半であることを知っていながら、彼らが家庭内での対策を述べたことをぼくは知りません。
尾身会長を見ていると、Dr.ファウチを思い出してしまいます。彼はいま「デルタは怖い。ワクチンをうて。しかしデルタには効かない。」
専門家会議や政治家に見られるのは、責任回避の姿勢です。もし違っても責任を問われない様にしようとしか考えていない様に見えます。「適切な」とか「総合的」な判断とは、大衆におもねった政治的判断でしかない様に見えます。
大衆は偏った報道に煽られて、ただ恐怖心を掻き立てられている様です。
無観客試合となったオリンピックを国民は家でテレビで見るでしょう。政府も「家で楽しんでください」と言っている。感染の大半は家庭内感染で(飲食店での感染は数%)、とすれば、無観客試合は大量感染を招くかもしれないと、ぼくは恐れています。(としても、大したことはないのですが・・・)
コロナは風邪の一種である。インフルエンザはデルタ株、特にインド株というウィルスに大半とって代わられている。インフルエンザ風邪は夏には収まる。変異株は伝播力は増すが、毒性(致死率)は低くなる。風邪であるから空気感染はしない。発症していない人から(PCR陽性であっても)感染することはない。その人の吐く息を吸い込んだくらいでは感染しない。そしてこのコロナ禍はインフルエンザのようにいつまでも収束しない。
これらがぼくの考えです。現在の状況から見るとそんな結論になります。そして政府がやっている対策は的外れどころか、いつも逆に感染を拡大させているとも言えそうです。人々はマスコミに煽られ、ただ怯え、政府ともども集団パニックとも言えるような状態になり、冷静な判断ができない様になっているのではないか。ぼくにはそんなふうに見えてしまいます。
最後にワクチンについて述べてみます。
古来歴史上の大事件の裏には常にロスチャイルドやロックフェラーなどの財閥とそれらを取り巻く闇の勢力(現代ではディープステート)がありました。日露戦争の戦費を出したのは彼らだし、日本がその返済を終えたのは大東亜戦争後のことでした。
一次大戦後の講和会議で、貸付金の返還を強く迫ったウオール街の圧力でドイツの賠償金は、その国家予算8年分にまでなり、これがナチスの台頭の原因となったという説もあります。
彼らはお金儲けのために動いているのではありません。普通人とは違う長期的で鳥瞰的な視点がありますが、国家意識とか人類平和とかそんな観点はなく、自分たちのお金が守り続けられることが最優先なのだと思います。
ワクチンの裏には世界の利権と覇権が渦巻いていることは間違いありません。
84歳のぼくはまだワクチン接種をしていません。大体列に並んで順番を待つというのは好きではありません。時間が経って、行けばすぐに接種してもらえる様になったら気が変わるかもしれません。
昔パキスタンに山登りに出かけるときに、3種混合とかいう黄熱病ワクチンなどを含むものを摂取しあたことがありました。でもそれ以外に打ったことはありません。子供が学校で接種されることになった時も、断る様に言っていました。理由を聞かれた息子は、ぼくが教えたように「痛いから」と答えたそうです。
まあそのうちに騒ぎが収まり、外国に行ける様になって、ワクチン・パスポートとやらが必要になった時には打ってもらおうと思っています。
ワクチン接種後に亡くなった人に関する情報がネットに事細かに上がっているのですが、先ごろびっくりする様なことを知りました。その90歳の老人は入院中で、床ずれ(褥瘡)ができている人だったと言います。接種の翌日になくなっています。床ずれができる様になったら終わりが近いとは、子供の頃から聞き知っていたことです。そんな重篤な患者にどうしてワクれチン接種が必要だったのか。医師は必要と思って打ったのか。親族にも強く依頼されたと弁明するかもしれないけれど、これは断固やめるべきだったと思うのです。
ではどうして打ったのか。それは医師が1注射四千円が欲しかったから、としか説明がつかない。胸塞ぐ情報ではありました。
ワクチンについては、これから本題なのですが、長くなるので、稿を改めたいと思います。