<葉巻のけむり>ようやく回復基調

WordPressプラグイン

いやぁ、参りました。
すぐに回復する筈の<葉巻のけむり>は、いったんは回復するかに見えたものの、そうはいきませんでした。
使っているWordPressというソフトは、GNUの流れを踏むGNU GPLソフトであり、フリーソフトウェア財団ライセンスのもとに開発されています。だからフリーで誰でも使うことができるし、開発に携わることもできる。WikipediaやInternetのソフトも同じです。
GNUというのは、1983年にMITのリチャード・ストールマンという変わり者の天才が、考え出したプロジェクトであって、万人のためのコンピュータという考えにたっています。
彼は、CコンパイラーやEmacsその他の傑出したソフト開発の基本ツールを作り、一般に公開しました。
この場合のフリーというのは、ただという意味ではなく、もっと本質的なフリーという概念を持っているようです。
GNU GPLのソフトは、内部コードが公開されねばならず、その改変を禁じてはならず、売買を禁じてはいけません。ただし、その場合も内部コードは公開されている必要があります。
現在の我々は、携帯のGPSによって位置を知られ、メールの情報やその他の個人情報は、全て知られてしまい、それを防ぐ手立てはありません。それはそうした機器のソースコードが公開されていないからにほかなりません。だから、ストールマンはづっと昔にコンピュータのこのような存在を予見していたのだ、という人もいます。

それはともかく、GNU GPLのソフトは、多くの人がコラボレートして開発しています。
だから、どんどん変化してゆく。
WordPressの日本語サイトに行ってみると、古いものから新しいものまでのすべてが、ダウンロードできるように並んでいます。
ベータ・リリースものが終わって最初のバージョンが2007年12月の2.3.1で、翌年の2月に2.3.2になり、すぐその月のうちに2.3.3になります。
そして、この2008年には、2.5→2.5.1→2.6→2.6.1→2.6.2→2.6.3→2.6.5とバージョンアップし、12月に2.7が出る。その後、2010年までに10回バージョンが上がって2.9になる。
僕が使い出した2011年9月には、3.2.1が最新バージョンでした。
こうした万人の使用を想定したソフトの場合、内部コードを書き換えるということはできない人が普通ですから、ソフトに付加する部品を作ってそれを引っ付けて用を足す、いわゆるプラグインと称する部品ソフトが作られるわけです。
いろんな人が、いろんなプラグインを自由につくる。そんなわけで、じつに各種各様のプラグインがそれこそゴマンとあります。
本体ソフトが、バージョンアップした時にプラグインが不適合を起こし、本体が壊れるということが起こります。
今回の僕のケースはこれでした。それで、最終的には、教え子のツチダくんの助けを借りて、復旧したというか、最新バージョンの3.4.2をインストールしておいて、そこにデータを埋め込むという作業で治ったというわけです。

直ったとはいえ、かなりの写真が失われたので、これのソースを探して、埋める必要があります。
元の写真の所在がわかっている場合は簡単ですが、ない場合は大変で、だからまだ完全ではない。
プライム・ニュースの記事などは、録画DVDから一つづつ作る必要がありましたし、アルバムや雑誌のスキャンをしなければなりませんでした。
<尖閣の岩峰>の写真の場合、元の動画はもうなくなっていましたが、YouTubuにもっとたくさんの絵があり、もっとよくなりました。

ソフトの部分では、例えばアクセス数のカウント表示は、ぼくが自分でコードを書いていたのですが、よくできたプラグインができており、もっと詳細な表示が可能になりました。
ウィジェットと呼ばれる、ホームページの横の空白部分に、フェースブックの「いいね」が多い記事とその人のサムネールを表示するボックスを設置していました。
これは、Facebook Like Comment for WordPressというプラグインがその働きをしていました。
これは、もともと難アリのプラグインで、自分の内部でエラーが出ているというメッセージを出していました。これを問題とするユーザーもまた沢山いて、どうしたらいいですかという英語の質問メッセージが、散見されました。
「気にしないで使っているけど、とくに問題ないから気にしないで使ったら」と回答している人もいました。
これを何とか直してやろうとしたことが、今回の災難の発端だったのです。
このプラグインは、最新バージョンの本体にはもう設置さえもできません。なにかいい適したプラグインを探します。WordPressの内部にダッシュボードと呼ばれるところがあって、そこでプラグインを検索してインストールすることができます。例えば、facebookで検索すると1000個がヒットします。
その個々の英文の説明を読んで、選び出しインストールして、セットアップを行い様子を見る。ここで下手すると本体がクラッシュしたりすることもある。まさにカットアンドトライの作業を延々続けなければなりませんでした。
しかし、このおすすめ記事ボックスはなんとかうまくいったようです。
ところが、大きな問題が残っていました。各記事へのコメントがその記事のしたに表示されるという機能を復旧させることが出来ないのです。
だから、「信州から富山への旅で考えたこと」の記事の下に、下の写真のように桑田先生のコメントを表示できないのです。

これはなんとも残念なことでした。
この写真のように別の場所で見ることが出来るのですから、データは消えていません。いずれそのうちに出来るようになると思っています。
しかし、下手にやたらいじくると、また本体のクラッシュを招くかも知れない。しばらく放っておいてあら、またトライしようと思っています。