カニ食いに行く(2)

夕日ヶ浦温泉、落日にはまだ時間がある。

 不意の降雪も考えられる。ランチアのイプシロンにスタッドレスタイヤをつけに、オートバックスに行くことにした。持って行ったミシュランのタイヤは劣化が著しいという。ほとんど新品のままなのだが、十年近くもガレージに放置されていたので、それも当然のことだろう。
 タイヤだって老朽化する。こちとらも老朽化しているからやっぱり突然バーストの危険はあるのだろう。あまり気にしないことにして、でも一番気がかりな奴は後輪につけるように頼んだ。
 真ん中あたりが飛んでいた丹波縦貫道はもうつながっており、あっという間に目的地の夕日ヶ浦温泉に到着した。
 廊下の突き当たりから夕日がまともに見えるベランダがあり、これはいい写真が撮れると待っているうちに、空は雲に覆われ、見事な落日シーンは撮れなかった。

 カニの料理は素晴らしかった。写真で紹介することにしよう。

 

教えられた通り東北東を向いて・・・。

この日は節分だったので、恵方巻きが出た。今年の方角は東北東だそうで、教えられた方角を向いてかぶりつく。
 こんなことは、昔からのしきたりだと思っていたのだが、関西のコンビニが広めたということで、ネットで知って驚いた。

蒸し蟹


刺身


巨大さに驚く。普通と異なり、ジューシィさがある。
焼き方にコツがあるらしい。

 

お酒を張って火を入れる甲羅酒


追加注文しておいた焼き牡蠣


カニ鍋用のカニ


綺麗な色に変わる


デザート


 このカニの産地は柴山港で、柴山蟹と呼ばれるそうである。
間人(たいざ)が最も有名なのだが、並んで津居山と柴山があり、これを丹後三大ブランド蟹というそうだ。
 食べながら気づいたのだが、味は越前とは異なるようである。
 美味しさに違いはないが、何か味が上品であるというか、あっさりしているというか。越前を悪く言う気はないが、しつこさがない。
 例えが適切かどうか疑問ではあるが、それは、お肉で言えば、神戸牛と近江牛の違いと言えようか。