コロナ禍の半年(3)

 出来上がった孫のパソコンを動かして、SSDの速さを実感した。なんとも軽く早く動く。それに比べて7から置き換わったばかりのぼくのWindows10の遅さといったらなかった。
 思い切ってぼくのWindowsマシンのHDDをSSDに置き換えることにした。そうなると古いCPUも替えネバなるまい。
 今のCPUの性能はほぼ極限まで高性能化されているともいえる。CPUの性能を上げるために取られた手段は、CPUの数を増やして並列処理を行わせるというものだった。ぼくのマシンに入っているのは、2個のCPUを使うCore2というタイプのもので、2005年頃に開発されたものだ。これはデュアルCPUと呼ばれ、さらに進んで、4個が使われるようになって、これはクワッドCPUと呼ばれた。
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コロナ禍の半年(2)

 Windowsマシンの7から10への切り替えがようやく終わった頃、末娘の長男(外孫)から連絡があった。
 高校入試が終わったので、パソコンを組んで欲しいというのである。そういう約束になっていた。3年前、内孫が大学に入学した折に、ぼくがお祝いにWindowsマシンを組んでやったのを知って自分にもと、約束を取り付けていたという。そういえば、ゲーム専用のものを作ってやると言ったかも知れなかった。ゲーム用の高速マシンとなると安くはない。うまい具合にお金は叔母さんが出してくれるという。助かったと思った。
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コロナ禍の半年(1)

 つい最近のことのような気もするのだが、数えてみればもう半年も経っていて少し驚いてしまう。
 武漢ウィルスが言われ出したのが、一月の半ば頃だった。
 ちょうどその頃、ぼくの愛機のMacBook Proが変調をきたした。確か14年モデルでもう少々古くなっていて壊れても不思議でもなかった。それに2年前にも故障していた。この時は、画面がおかしくなった。何度も再起動を繰り返すと正常に立ち上がる時もあるので騙し騙し使っていたのだが、しまいにはダメになった。ビデオボードがいかれたことはわかった。しかしアップルにはこの機種のパーツは無くなっていて、修理はできないとのことだった。
 ネットで探したら青森の業者がこのビデオボードを持っており、直せますというので交換を依頼することにした。交換とデータ移行などで、代引き込みで費用は62208円。メールを調べてわかったのだが、それは2018年11月のことだった。
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