「池上彰の現代史講義」がおもしろい

池上彰の20世紀を見にゆく」が面白い、とはこの間書いた。
このBSジャパンの番組は今も進行中である。1話CMを含めて10分のものが土日を除く毎日2話ずつ放送されている(6:40~7:00)。
今日は、56話「シンガポール攻略 山下奉文とパーシバル」と57話「アジアの要塞 イギリス領香港攻略」だった。

いづれも勝ち戦である。54話の「真珠湾攻撃」のすぐ後だから日本軍絶好調の頃で、見ていて気分がいい。
最終話の第103話「日本敗戦」まで、まだ大分楽しめそうだ。
この「20世紀を見にゆく」は日清日露の戦争に始まって日本敗戦で終わる103話のフィルム構成の番組である。
たしかに、この「フィルムに刻まれた20世紀の記憶」は、色々な意味で「未来への遺産」であると思える。

もう一つ同時進行中なのが、「池上彰の現代史講義」である。こちらもBSジャパン。「20世紀・・・」が敗戦までであるに対して、こちらは敗戦後から現在に至るものでだから、ぼく自身の見聞にもより近しく、より生々しい感覚と思考を得ることができるようだ。

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