『サンデルよ、「正義」を教えよう』を読んで

サンデル教授の「白熱教室」がけっこう人気を呼んでいるようです。
先日の「木曜ミーティング」でも、何度か話題に上がりました。

話が横道にそれるのですが、この木曜ミーティングについて説明したいと思います。
これは、今に至るまでもう25年近くも続く集まりで、毎週木曜に集まる。
その頃は、当時やっていた会社で夜開かれ、京都府の運転免許証管理システムをコボルで書いた警察官や有名電機企業のプログラマーなどプロフェッショナルを含む20人近くが参加していた。

当時は、まだDOSの時代で、Pascal(TurboPascal)というコンパイラー言語を使って、WISWIGをどう実現するかなどの研究をやっていた。
たとえば、画面にキーボードの絵が表示され、そして線書きの手が表示される。あるキーを押すと、画面上のその指が、そのキーに動くというようなコードをどう書くか。などとゆうようなことに熱中していた。参加者も熱心で、夜半を過ぎても終わらないことも多かった。

やがて、ウィンドウズが発表されると、テーマはOOP(Object Oriented Programing)(オブジェクト指向プログラミングのことで、ウープと読む)に移った。主催者兼講師のぼくは大変で、ウープの講座を求めてアメリカ、イギリスと転々としたものだった。
この集会は、今も同じ木曜日に開かれているが、もう勉強会ではなく、四方山話をするサロンとなり、参加者も数名になった。
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