ハッカーを支援しそして取り込むべし

先頃より、サイバー攻撃が話題となっています。
実際には、話題になるというような悠長な話ではなく、とてつもなく大変な状況だと知るべきだと思うのです。

アメリカは的確に反応し、「サイバー攻撃は新しい戦争の形」としました。
<米国では、軍のコンピューターシステムがハッカーに侵入されたほか、送電網を管理するコンピューターシステムが繰り返し侵入を受け、米国防総省は、原発や交通機関などの混乱を狙った外国からのサイバー攻撃を「戦争行為」ととらえることが可能と結論付けることとなった。>
現在の航空システムや軍用機などは、すべてインターネットを使っており、これがサイバー攻撃を受けると、とんでもない危機にさらされることになります。

世間では、そういう悪いことをする輩をハッカーと呼んでいるようです。しかし、ハッカーとは、もともとそういう意味ではありませんでした。コンピューターにおいて、極めて高い技能を有する人への尊敬を込めた言い方だった。(<高田直樹ウェブサイトへようこそ>の『パソコンおりおり草』にまもなく載る第20話「ここはハッカーの街だよ」を読んで下さい)
高い技能を悪事に用いる奴らは、クラッカーと呼ばれていました。しかし、あまりコンピューターのことが分からないマスコミ連中の誤用が原因で、そういう一般認識を生んでしまったようです。
では、わる方のハッカーではない、ええ方のハッカーはなんというのか。それはホワイトハットと呼ばれるのだそうです。
でも、なんでホワイトハットなのか。
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