この「葉巻のけむり」、しばらく休止状態になっていました。
コロナ禍がなかなか収まらない中、オリンピックが開かれ、どうもブログを書く気分にならなかったんです。
ようやくその気になって、愛機の PowerBook を開いたところOSが立ち上がりません。新しい PowerBook では、ふたを開くとアップルマークが出て自動的にBigSurが起動するのですが、画面は真っ黒のままでした。サポートに聞くと修理が必要なので送ってくださいとのことでした。
翌日取りに来た宅急便で送りました。一週間から10日くらい必要とのことでしたが、意外に早く4日ほどで帰ってきました。
同梱されていた報告書によると、SSDマザーボードとtouchIDの交換をおこないOSkatalinaをインストールし起動を確認したとのことです。
ハードディスクの中身はなくなっていました。同封のパンフレットにTimemachineからのデータ移行の手順を記したものがありました。
ぼくがTimemashineを使っていることをアップルサポートは知っていたのだろうかと思いました。データが消えることは一切通告はなく、送ってくださいという指示だけだったのです。
まあ、消えると聞いたとしても、立ち上がらない状態でバックアップを取ることは出来なかったのですが・・・。
帰ってきたPowerBookのふたを開くとすぐに起動し、データ移行モードになりました。移行元を選択で、Timemashineを選択しました。順調に進むかに見えたのですが、数時間後にエラーが出ました。もうアップルサポートの時間は終わっています。翌日の9時まで待たねばなりません。
データ移行は失敗しましたが、Catalinaは初期状態で立ち上がっています。サポートは画面共有でPowerbookの画面を見てくれました。指示された通りTimeMachineからのデータ移行です。前にやったのと同じです。いわれる通りにしました。
8時間後にエラーが出ました。画面の表示では転送元のTimeMachineのデータは7月31日のものであることを示していました。これはトラブルが発生した数日前なので納得のゆくものでした。しかしサポートの「TimeMachineのデータがしっかりとれていないことも考えられます」という言葉が気になりました。もしそうなら・・・。暗澹たる気分になりました。
翌日、三回目のサポートへの連絡です。サポートには連絡コードがあるので、サポートはそれによって以前の流れ経過を知ることができます。
TimeMachineは現在発売はされていないハードなので、よく知らないサポートもいると考え、今回は詳しい人を出してほしいと要請しました。
いつものことなのですが、何回目かには必ずスペシャリストと称する詳しサポートが現れます。この3回目のサポートはスペシャリストでした。
そして分かったことは、BigSurOSで採ったTimeMachineのデータはCatalinaでは読めないということでした。OSをアップグレードする必要があります。早速行いました。
ようやくうまく行きそうです。少しトラブりましたが、やり直して、ようやく転送が完了しました。データの転送には40時間ほどかかったのです。
完全に元通りになりました。結局4日間かかりました。
さぁと、「葉巻のけむり」の書き込みの画面入ろうとしたら、エラーが出ました。phpの「fatal error」(致命的エラー)というやつです。Wordpressが壊れたようです。
いつものお助けの依頼を教え子のおいどんに発しました。彼は本当のスペシャリストです。数時間で治りました。Wordopressの自動アップデートで何か異変が起こっていたようで、そっくり入れ替えましたということでした。
そんなこんなで、ようやく書き込みできるようになりました。