タイヤだって老朽化する。こちとらも老朽化しているからやっぱり突然バーストの危険はあるのだろう。あまり気にしないことにして、でも一番気がかりな奴は後輪につけるように頼んだ。
真ん中あたりが飛んでいた丹波縦貫道はもうつながっており、あっという間に目的地の夕日ヶ浦温泉に到着した。
廊下の突き当たりから夕日がまともに見えるベランダがあり、これはいい写真が撮れると待っているうちに、空は雲に覆われ、見事な落日シーンは撮れなかった。
カニの料理は素晴らしかった。写真で紹介することにしよう。
こんなことは、昔からのしきたりだと思っていたのだが、関西のコンビニが広めたということで、ネットで知って驚いた。
このカニの産地は柴山港で、柴山蟹と呼ばれるそうである。
間人(たいざ)が最も有名なのだが、並んで津居山と柴山があり、これを丹後三大ブランド蟹というそうだ。
食べながら気づいたのだが、味は越前とは異なるようである。
美味しさに違いはないが、何か味が上品であるというか、あっさりしているというか。越前を悪く言う気はないが、しつこさがない。
例えが適切かどうか疑問ではあるが、それは、お肉で言えば、神戸牛と近江牛の違いと言えようか。