シガーパーティの誘いを受けた。
秋分の日に開かれた東日本震災へのチャリティーシガーパーティである。
主催は、大阪リッツ・カールトンにある「シガークラブ」という葉巻屋さんである。ここは関西一帯のシガーサプライヤーでもある。
誘ってくれたのは、友人のドクターSで、彼は歳若いにもかかわらず数千本のシガーを保有する希有なシガー愛好家なのである。このパーティでは、シガーやその他シガー関連のアイテムのオークションも行われるらしい。
彼も一本数万円もするレアーもののシガーを6本ほどチャリティーとして出品するという。
ほかにこのお店の常連の島根のドクターが、秘蔵している珍しいウィスキーを何本も出す。
これは、バーで飲めばワングラス1万円以上するというような代物らしいが、ここでは千円で提供されるという。
オークションと言えば、ヤフーオークションくらいしか体験のないぼくには、あまり関係ないと思われたし、なにせ一流の貧乏人をもって任じるぼくにはそぐわないとも思われたのだが、レアーもののウィスキーには興味がわいた。