『反日種族主義』〜韓国人が「韓国の病」を解明〜


(やや長文です)
 大方の予測を裏切って、ぼくの予想も大外れだったのですが、8月のGSOMIA廃止通告は、「条件付きで無効とする」ことを、韓国が決め、GSOMIAは継続されることになりました。廃止決定期限の直前6時間前のことでした。そしていつでも止めることができると言明しました。
 GSOMIA協定では、この協定は1年期限であり、自動的に延長されるが、廃止する場合は3ヶ月前に通告しなければならないとされています。廃止に関してそれ以外の規定はありません。ましてや条件付きなどという規定はないし、いつでもやめられるなどいう規定もない。
 こうした国家間の協定などでは、相互に確認しての約束事で、それは勝手に変えられないし、守るのが国際常識です。
 だから今回も、韓国の国家としての非常識な欠陥が見事に露呈されたということです。
 日本の立場としては、延長とお決めになったのだから、嫌なら来年の8月にまた廃止通告をおやりになったら・・・ということでいいのでしょう。

 韓国という国は、日本人には理解できないことを言ったりしたりする国だということは、レーダー照射あたりから始まった一連の事件で、改めて明らかになってきたようです。どうしてそうなるの、なぜそんなことをするのという疑問を日本人の誰もが持ってしまうのです。

階層を問わず、多くの男女が寺子屋で読み・書きを学んだ。

 日本人の体質・精神文化を形作るのに大きな影響を持ったのは、やはり1603年から250年続いた江戸時代だったと言えます。この時代に落語も誕生しましたし、ヨーロッパを驚かせた浮世絵も生まれ、大衆に広まりました。
 この時代の、日本人の識字率は80%を超えていたと思われます。
 江戸の町は、当時世界最大の人口で、厠があり、上水道からの共同井戸がありました。糞便は、肥料として農民に売られるリサイクルシステムがありました。
 当時のパリも江戸と変わらぬ大都会でしたが、糞便は部屋のおまるで済まし、窓から街路に投棄していました。かまぼこ状になった道路は、両側の溝に馬糞・人糞を流れ込むように作られていたと言います。

 一方韓半島ではどうだったか。韓国では李氏朝鮮という王朝が1392年から1910年まで500年以上も続きました。この時代が韓国人を形作ったと考えてもいいと思います。
 李氏朝鮮には、大きく分けて、両班(文班、武班)、中人、常人、賎民という階級がありました。賎民というのは奴婢とも呼ばれる男女奴隷です。文班が国を牛耳っていましたが、彼らは肉体労働を嫌いましたので、木を曲げる技術も生まれませんでした。だから、桶はなく、車輪も作れないので、荷車さえなかったのです。水は、甕に入れて人力で運んでいました。
 文字として漢字が使えるのは、1割ほどの両版のみですから、識字率はそれくらいだったと思われます。
 資料が極めて少ないので、わからないのですが、李氏朝鮮の終わり方、日本海側の港町、元山で見つかった資料によると、男13〜15%、女7%だったと言います。

 李氏朝鮮の韓半島には厠はなく、家の周りの路上で脱糞していました。
 室町時代に始まり江戸時代までの李王朝からの朝鮮通信使に関する記録に、江戸に至る道中で、路上で野糞をすることや、農家の鶏を勝手に持ち去る苦情が記されています。彼らは母国では、農民の持ち物は無断で取得できたのです。
 李王朝末期にソウルを訪れた有名なイギリスの旅行家、イザベラ・バード女史は、その旅行記に「世界一不潔な町」と書き、口を極めてその未開さを詳述しています。
 だからこの半島を併合した日本は、まず「路上脱糞禁止令」を公布しないといけなかったのです。この法令が出ると、人々は屋内の床下に穴を掘ったと言います。

 そんな、原始時代のような状態が変わったのは、日本による併合以後でした。
 この文盲率90%のような人たちは、小学校でハングル文字を学べるようになりました。
 日本により50にも満たなかった学校が1000近くも作られたからでした。
 日本による韓国併合は、世界史でいう植民地支配ではありません。これを植民地支配とするところに大きな問題があります。ただ、この問題は、世界に訴えることはできない問題です。それは先進国を糾弾することになるからです。
 日本は韓国併合によって、奴婢の解放をはじめとして、残酷な刑罰の廃止など多くの制度を廃止改良し、この遅れた国を日本のような国にしようとしました。
 多くの韓国人は喜んだのですが、既得権を奪われた人たちは、これを恨みました。

 当然各種法律も整備されたのですが、それは全て日本の法律を元にしていました。しかし、民衆は法律などには馴染みはなく、法というものの理解を欠いたまま現在に至っているとも言えます。
 戦後、反日に凝り固まった韓国人は、まず80%を占める日本熟語を忌避し、漢字を廃止しました。続いて、法律もどんどん変えてゆきました。
 自分に都合の良いように法律は変えられると考える。ナポレオンの時代から世界で常識となっている「法令不遡及の原則」などは知ったことではない。だから、100年も前に、日本と親しくしてお金を儲けた一族の子孫が所有する土地財産を没収するという「親日財産帰属法」を作ったのは、2005年のことです。

 1965年の請求権協定をなかったことにするなどは、造作もないことです。日韓併合は不当だという考えは捨ててはいないのだから、どんな協定も無意味、それを認めることは、「不正義」であり「公序良俗」に反すると裁判官が主張するのです。
 こうした考え方とやり方は、終戦後止むことなく続けられ、いつも成果を得て、それは常識となってきていると言えます。
 真面目に謝り続けた「金持ち喧嘩せず」の日本人は間違っていたし、まあまあとお金を与えた日本人はバカでした。
 だから、これを止める方法は、ただひとつ、彼らのインセンティブを遮断することです。それには、要求に絶対に対応しないこと。損害を与えられたら、相応の損害与えること。そうすることで何をしても成果がないとなると動機付けはなくなるので、自然に無理な要求はなくなるでしょう。
 何年かかるかわかりませんが、それ以外に方法はないと思います。

 本題に入る前の話が、やたら長くなってしましました。
 さて、最近、韓国で『反日種族主義』という本が出版されました。これは、李英薫をはじめとする韓国人6人の経済学者が書いた本です。
 彼らは、学術的正確さで、綿密に一次資料にあたり、小学校より続く韓国で日本人は残虐非道に韓国人を搾取虐待したという常識を否定しました。
 こうした本は、これまでにも何度か出版されたのですが、その都度発禁されたり、著者が捉えられたりしていました。
 ところが、今回の『反日種族主義』は、2ヶ月で13万部の売り上げを記録しました。1万部でベストセラーとなる韓国で、これは驚くべきことでした。

『反日種族主義』韓国語版


『反日種族主義』日本語版(文芸春秋社)は、350ページの大冊。

 3ヶ月後、日本でこの『反日種族主義』は日本語に翻訳され、三週間で25万部のベストセラーとなりました。
 早速アマゾンから取り寄せました。まだすべてを読み終わっていませんが、全く驚きました。
 こんな内容の本が、なんのお咎めも無しに13万部も売れたことにです。聞くところによると、発売前に、新聞紙上に全面広告が出されたそうです。そして、そして反論があるならいつでもやりましょうと公開討論を呼びかけたと言います。発売後、いまも応じるものはなく、反論もないそうです。
 日本で出版されている韓国関係本は、主なものだけで50冊をはるかに超えています。ぼくも、5・6冊は読んでいます。それらは、いって見れば嫌韓本とも言えます。まあ、褒めることもないので、そういうことになるのも致し方ないのかもしれません。
 

韓国での出版後に来日し、プライム・ニュースに出演された李宇衍氏

 内容のすべてにわたって、極めて冷静かつ的確な事実の記述があります。これは、著者の6人がすべて経済学者であることに関係があるようです。
 韓国での出版の直後に来日した著者の一人李宇衍氏は、テレビのインタビューで、この本の表題について、韓国人は近代的な個人の確立に至っておらず、アマゾンの裸の部族のように、侵入者を槍で脅すような状態なので、民族とは言えず種族と名付けたと述べていました。

 この本は、「プロローグ 嘘の国」というのから始まるのですが、このプロローグの小見出しが凄い。
 嘘をつく国民/嘘をつく政治/嘘つきの学問/嘘の裁判/反日種族主義の五節です。
 冒頭の「嘘をつく国民」をここに引用してみましょうか。
 「嘘をつく国民」
 韓国の嘘つき文化は国際的に広く知れ渡っています。2014年だけで偽証罪で起訴された人は1400人です。日本に比べ172倍だといいます。人口を考慮すれば、一人当たりの偽証罪は日本の430倍になります。虚偽に基づいた告訴、すなわち誣告の件数は500倍だといいます。一人当たりにすれば日本の1250倍です。保険詐欺が蔓延しているのは周知の事実です。
 2014年の自動車保険、生命保険、損害保険、医療保険などの保険詐欺の総額は、4兆5000億ウォンを越えると推定されています。ある経済新聞はアメリカの100倍だと報じています。民間に対する政府の各種支援金も、詐欺によって騙し取られています。2018年の国政監査のとき明らかにされたことですが、知的財産権に対する政府支援金の33%が詐欺にあっていました。
 嘘と詐欺が蔓延している中、社会的信頼度の水準はだんだん下がって行く傾向にあります。世界70余国が参加する世界価値観調査において、「一般的に人を信頼できるか」という質問に対し、韓国で肯定的な答えをした人は1985年までは38%でした。それが2010年には26%までぐっと下がりました。多人種国家であるアメリカより低い水準です。韓国は国際的な比較で低信頼度社会に属します。お互いが信じあえないので各種の訴訟が入り乱れています。ある社会運動家は、韓国の一人当たりの民事訴訟の件数は世界最高だ、と嘆きました。国ごとに司法制度が違うので一概には言えませんが、ある程度事実であるようです。こういう話に大多数の韓国人は納得している雰囲気です。なぜか。皆がそんな社会で1日1日を苦痛を受けながら生きているからです。

李英薫氏の日本記者クラブでの記者会見。

 日本での出版をうけて、この本の大部分を執筆した李英薫氏が来日し、記者クラブで記者会見を行いました。
 最初に、出席者に配布された日本語の長文メッセージを日本語で読みました。
その動画は、YouTubeで見ることができますし、メッセージもアップされています。
 記者との質疑応答の中で、彼は、韓国はいま、「原始」と「野蛮」の中の歴史的病で、そうしたシャーマニズムに囚われた状態を「反日種族主義」と名付けた。そして、これはその根源を明らかにした自己批判の書である。これを正さない限り韓国の未来はないとの憂国の思いを述べました。
 また、一人の韓国女性記者が、あなたの唱える「反日種族主義」も一つの歴史歪曲ではないのかとの質問に対し、彼は「歴史には歪曲の歴史は存在しない」と答えました。

 彼が、日本の韓国併合を他国の植民地と同一に扱っていることは、正確さを欠き不整合をきたしているというのが、ぼくの考えです。
 とはいえ、たとえば、竹島問題に関する彼の記述は大いに納得のできるものでした。その中の一節を引用しておきたいと思います。

 1951年、日本と連合国とで講和条約が結ばれます。ここでの領土協定に際し、韓国政府は独島を日本の領土から分離してくれるように、会議を主管するアメリカに要請します。しかしその根拠を明確にすることはありませんでした。
 要請を受けた米国務省は駐米韓国大使館に独島はどこにあるのかを職員に尋ねました。しかし、彼は場所や、経緯を答えることはできませんでした。
 1951年8月、米国務省は韓国政府に次のように返信しました。それは、背筋がゾクッとするほど正確な答えでした。

 <独島。別の名では竹島あるいはリーアンクルー岩(Liancourt Rocks)と呼ばれることに関連し、我々の情報によれば、通常人が居住していないこの岩の塊は、韓国の一部として扱われたことがなく、1905年以来日本の島根県隠岐島の管轄下に置かれていた。韓国は以前にけっしてこの島に対する権利を主張しなかった。>
 本当に「ゾクッとする」一文ではあります。しかし、アメリカはこの見解をこの時より後に一度たりとも明らかにすることはなかったのです。

李英薫氏記者会見

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