池上彰「20世紀を見にゆく」欠番の理由は?

 前にも書いたように「池上彰の20世紀を見にいく」は、大変に面白い。
 どう面白いのかというと、まずその事実をすでに知っていて、一種の追体験的に見ることができるというのが一つ。知ってはいてもその真実は知らなかったということがあって、そうだったのかというような合点する面白さ。あるいは、全く知らなかったエピソードのような、トリビアのような事実があることなどがその面白さの理由ではないかと思っています。

 たとえば、アメリカが太平洋戦争に参戦し、飛行機などの兵器を大増産しないといけないので、女性の労働力を必要とする。そのためのキャンペーン映画をハリウッドに依頼します。戦闘機のペンキ塗りをしていた女性が写されます。この女性があのマリリン・モンローだった。
 この偶然で、彼女はたしか雑誌のモデルとなり、そして有名女優となります。
 と、ゆうようなことは、「ほんでなんやねん」という話ではありますが、全然知りませんでした。
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