東京裁判(3)〜自虐史観の創造〜

 アルジェリア人質事件は、かなりびっくりするような結末を迎えました。
 この事件はまた、日本の国際的に見ての特殊性を浮かび上がらせたともいえるようです。自衛隊はこの国の国民の救出はおろか輸送にも行けない。日本人は一歩外国に出たら、孤立無援だということのようです。
 この状態を国際的に普通の状態にする為には、自衛隊法を改正しないといけません。また、憲法も変えないといけないということになるかもしれない。
 しかし、そんな話になると、なぜかみんなは急におどおどし、チャンスに乗じていっている訳ではありませんなどと言い訳めいた物言いになります。いったいどうしてなのだろうか。こうしたいじましさへの疑問は、これまでぼくが常に感じていたことでもありました。
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