先日、敗戦記念日のプライムニュースで「終戦の日に考える、いまの若者の戦争観」という番組を見た。
3人のゲストの内の一人の大学の先生は、若いとはいってもとても若者とはいえない人だった。二人の若者の一人は、古市憲寿という優しい感じで、どう考えても肉食系には見えない男子で、もう一人は山本みずきさんという賢そうな美人の女子大学生だった。
古市くんは、朝生に出ているのを見ていたから、知っていた。田原総一郎が可愛がっているみたいだったからそう思ったのかもしれないが、すこし気になるところがあった。世界の戦争博物館を回って『誰も戦争を教えてくれなかった』という本を書いた人という紹介だったのだが、世界を回ってきたという感じがなくて、なんか日本各地の美術館巡りをしてきたみたいな感じを受けたのだ。誰も戦争を教えてくれないのなら、自分で調べたらいいではないか。小・中生じゃあるまいに甘えたタイトルだなと思った。肩書きは東京大学総合文化研究科博士課程だった。
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