私のブログの「福沢諭吉『脱亜論』の背景」に、M君が「遅れている中国・朝鮮は植民地支配されて当然という考えでしょうか?」とのコメントを寄せられたので、ぼくは「日本は植民地支配をしたとは考えていない」と返しました。
だいたい「植民地支配」をしたというところから考えていたのでは、正しい推論が出来ないのではないか。そもそも「植民地支配」とは、どのようなものなのかというところから考える必要があると、ぼくは言ったのです。
「植民地支配」とはどんなものかなどということを、M君は考えたこともなかったようで、けっこうびっくりしたようです。こんなコメントを返しました。
刺激的な推考です。私は、そもそも「植民地支配とはなにか」というのは、そこまで掘り下げたことがないので、「むしろ逆だった」というとわたしが考えていたことと違うので「なぬ?」となりました。わたしは、国家間の外交の上で、それぞれ国家はその国民をコントロールする機能をもっていると考えているので、それぞれの国家が支配しやすいように国家間で取引すると。その犠牲に国民があると。国民目線での視点、支配される側でしか、あまり物事を考えたことがないでので、高田さんのような考えは、よい意味でも、悪い意味でも刺激的です。ブログの更新、楽しみにしてます。
・・・という訳で、この稿を起こした次第です。
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