君は「河野談話」をすべて知っているか?

先日の衆院予算委員会で、維新の会の山田宏議員がこんなパネルを示した。それは、「河野談話」の内容で、次のようなものだった。
「日本軍による強制性」の根拠となっている「河野談話」平成5年8月4日「慰安婦関係調査結果発表に関する内閣官房長官談話」
◉慰安所は、当時の軍当局の要請により設営されたものであり、慰安所の設置,管理及び慰安婦の移送については、旧日本軍が直接あるいは間接にこれに関与した
◉慰安婦の募集については、軍の要請を受けた業者が主としてこれに当たったが、その場合も、甘言、強圧による等、本人たちの意志に反して集められた事例が数多くあり、さらに、官憲等が直接これに加担したこともあったことが明らかになった。
◉慰安所における生活は、強制的な状況のもとで痛ましいものであった
◉当時の朝鮮半島は我が国の統治下にあり、その募集、移送、管理等も、甘言、強圧による等、総じて本人たちの意志に反して行われた
続きを読む

『永遠のゼロ』を観てからのこと

東京都知事選は、マスコミの予想通りの結果となりました。選挙戦が始まる前の予想通りの結果となったそうで、なんとも盛り上がりのない選挙戦は、近年稀な大雪でほんとにしょぼい結果となったようです。
ぼく自身は、田母神さんが当選したらいいとは思っていたのですが、よほどの風が吹かない限り、これはちょっと無理で、どれだけの票を取るかに大変興味を持っていました。
それにしても、まったくの支持基盤を持たない田母神さんが61万票も取ったというのは、注目すべきことで、世の中の喜ばしい変化を表わしているとも思いました。
続きを読む

「この國」ってどこの國?

どうやらぼくには、こと言葉に関してちょっと普通とは違った好き嫌いがあるようなんです。変にこだわってしまうのです。たとえば、よく使われる「了解」という言葉は好きではありません。
「分かりました」とか「承知しました」といえばいいのに、「了解」という。だからぼくは、一度もこの言葉を使ったことはありません。
東京の人はよく「平気です」という。これは関西の「大丈夫」にあたります。関西ではまず使わないのではないかと思うのです。
たとえば、奥さんが旦那に出した食べ物が賞味期限ギリギリだったのを気にして、「あのなんとかの味変じゃなかった?少し古くなってたの」と尋ねたときの返事は、「いや大丈夫。なんともなかったよ」とこたえます。これを「いや平気だよ」とは関西人は答えないし、そうした答えにはなにか違和感を感じてしまうのではないかと思うのです。
続きを読む