サッカーのワールドカップの決勝トーナメントが始まりました。
今日録画してあった決勝トーナメントのギリシャ・コスタリカ戦を観ました。まことに熾烈な戦いで、手に汗にぎり、画面に釘付けのまま見終わりました。
前半は0−0で推移。後半にはいってすぐコスタリカの地をはうようなミドル・シュートがあっけなく決まります。どうやらキーパーはシュート動作が他のプレーヤーの影になって見えなかったようです。
ギリシャは、日本戦のときとは別のチームのような戦いざまで攻め立て、コスタリカのディフェンダーは2枚目の警告をもらって退場し10人となります。ここぞとばかりギリシャは攻め込みますが、同点ゴールは奪えず、そのままロスタイムに入り、ギリシャの命運もつきたかと思われた時、シュートのこぼれ球を蹴り込んで同点ゴールが生まれました。
必死に守りを固め逃げ切るつもりのコスタリカにも、終了間際になって集中が途切れ、ギリシャのパワー・プレーが功を奏したのでしょう。
延長戦に入っても双方得点は出来ず、PK戦となりました。先攻はコスタリカで、3人目までは双方とも成功させますが、4人目になってギリシャが失敗し、5−3でコスタリカの勝利となりました。
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「つれづれ」カテゴリーアーカイブ
「韓国が勝つより日本が負ける方がうれしい」
ようやくW杯が始まり、コートジボワール戦が終わりました。
「葉巻のけむり」に書きたいことが次々にあったのですが、このW杯の初戦が気になって気になって筆を執る気にならなかったのです。
テレビもワールドカップにかかわる番組が満載でした。これまでのW杯の試合はもちろん、12年も前の日韓大会の試合も放映されていました。現在とは全く違うサッカーに時代の推移を感じ、世界のサッカーの進歩も読み取れるように感じました。
日本代表のサッカーも、全く違ったものになっていることが見て取れます。それは、コンフェデレーションカップの試合や直前の三つの強化試合を見ても歴然としていて、日本が徹底的な攻撃サッカーに変貌したことを示していました。
日本のサッカーは、イビチャ・オシムによって変革の端緒をつかみ、ザックさんによって大きく変わったのではないかと思っていました。
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訳の分からん上海の日本国領事館の対応
このところ、マスコミを賑わわせていた大阪・西成区の准看護師・岡田里香さん殺害事件の重要参考人ともいうべき日系ブラジル人の女性が、上海の日本領事館に出頭してきたのだそうです。
ところが、なんと領事館はこの女性の身柄をチャイナの公安当局に引き渡したのです。
この事実を知ったのは、今日(5月28日)の正午のニュースでした。いや驚きました。なんでなんや。無性に腹が立ったのです。
その腹立ちは、かつて日本海で海上保安庁の巡視船の二隻に体当たりした船長を公務執行妨害で逮捕しておきながら、時の民主党政権は、これをお咎めなしとして、ファーストクラスで送り返したという話を聞いたと時の憤りに似た感覚だったかも知れません。
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チャイナの海洋侵略
いよいよ来ました。チャイナが。
南シナ海で、ベトナムの警備船と放水合戦の末に体当たりをして、ベトナムの船の船腹に大きな損傷を与えた。その3日後にはフィリピンの領海でワシントン条約に違反して、ウミガメを60頭も捕獲していたチャイナ漁船が拿捕され、船員が逮捕された。こうしたチャイナ船との衝突はずっと続いており、ベトナムは国際法廷に提訴しているが、チャイナはまったく意に介していない。今回はチャイナが採油基地の建造を始めたので、ベトナムはそれを阻止しようとしたのが、原因だった。
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「主権回復の日」について
先月の4月28日は、サンフランシスコ講和条約が発効した日で、「主権回復の日」とされています。しかしこれはいわゆる祝日とはなっていません。この条約によって、占領状態が終わったわけです。1952年のことですから62周年になります。
占領とはいっても、無条件降伏したわけではなかったし、政府機能も国会も普通に正常に働いていたことからも分かるように、正確には、ポツダム宣言受諾によって、戦争状態から休戦状態になったといっていい。
だから、その状況を終わらせる為に講和条約の締結が必要だったわけです。戦争から休戦、そして講和という流れです。この当然の流れを国際法(ハーグ陸戦条約など)を無視しての占領政策を行ったのがマッカーサーでした。
ぼくたちは、無条件降伏して講和と教えられたようですが、これでは理屈に合いません。
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この訳の分からん憲法学者ー小林 節
たしか憲法96条の改正が問題になっていた頃だったから、昨年の秋頃だったと思います。大阪の竹田研究会で、登壇した竹田恒泰さんが開口一番、唐突に「小林先生はわたしの恩師でもあり、私の味方です」とおっしゃった。でも、このフレーズだけで、後に続く説明はなかったのです。
話の裏を読みたいというあまり人のよくない悪い癖のあるぼくは、あれっこれどういう意味なのだろうと考えたんです。竹田先生が96条改正に反対なのはよく分かる。憲法改正の条件を低くする96条改正は、天皇条項を変えられる危険性を孕んでいるからなのだとぼくは思っていました。
それがGHQの稚拙な作文であるにせよ、昭和憲法は天皇条項に限っていえば、帝国憲法を現代的にアレンジしていて何の問題もないと思えるのです。それが変えられる危険性があることは断固拒否しなければいけない、竹田先生はそう考えていらっしゃるのだとぼくは考えていました。
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ウクライナの内紛と日本(クリミア戦争と黒船来航)
このところ、そのニュースがない日はない位、連日のようにテレビ・新聞紙面を賑わわせていたウクライナ半島は、ロシアによるクリミヤの編入で終わったのかと思ったら、問題はウクライナに移って今も続いています。
ウクライナの東にはコーカサス(カフカズ)山脈が聳えており、1971年にぼくは第二次RCCコーカサス遠征隊の隊長として、当時ソ連邦であったこの地を訪れ、シヘリダ峰(4300m)に攀りました。その頃、周辺の國のことも勉強しておかないと、などと殊勝に考え、ウクライナの歴史なども勉強したのです。
その時の勝手な印象では、なんか日本の大正時代の自由民権運動の多摩地方が想起されたのを覚えています。
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韓国「セウォル号」の遭難に思う
韓国の海難事故のニュースで、海面にわずかに出ている船首・船底に2人の救助隊員が乗り、一人がハンマーで船底を叩き、一人が耳を付けて音を聞いているシーンが写った。
それを見たとき、ぼくは、最近に見た「ポセイドン・アドベンチャー」の映画を思い出した。豪華客船「ポセイドン号」は巨大津波を受けて、年越しパーティーの最中、一挙に転覆して船底が海上を向いた状態で停止する。パニック状態に陥った乗客たちの中で、たまたま乗り合わせていたはみ出しもののスコット牧師がリーダーシップを発揮し、そのまま救助を待てと主張するパーサーに従う大多数の乗客を後に、自分に従う9名の乗客を率いて、脱出へと導いていくという物語である。迫り来る浸水した水面を逃れて上へ上へと進み、船底に達した時、ハンマーの打撃音を聞き、打撃音で応答するというシーンがあった。
しかし「セウォル号」での、これに関する報道はなかったから、たぶん応答はなかったのだろう。
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光る緑色細胞(Oct4-GFP)はSTAP細胞ではなかった
今日、笹井教授の記者会見を見た。TVの生中継では、肝心の学術的な説明に入ったところで、ぷつんと切られてしまい、ミヤネ屋がしょうもない振り方をしてイラっとした。しかし夜にはニコニコ動画に全会見がアップされ、終わりまでじっくり観ることが出来た。それは、3時間20分にも及ぶ長時間のものだったが、退屈せずに最後まで見た。
笹井さんはなかなか立派な報告を行ったと、ぼくには思えた。
この研究の発案者はバカンティー教授、そのアイデアを実践研究したのは、小保方さんと若山さん、そしてnatureへの論文作成への協力を行ったのは、笹井さんだった。
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小保方さんのSTAP細胞は出来たのか
70日間ほども表に出なかった小保方さんが、理研の調査委員会による自分のレポートの改ざん・捏造という判定に不服申し立てを行う記者会見を行いました。
会見は9日の午後1時より大阪のホテルのホールで多くの報道陣を集めて開かれ、ニコニコ動画を始めTVでも報道され、ぼくはニコ動でしっかり見たのです。
TVのほとんどのチャンネルでも同時中継で流されたのですが、やはりカットされてる部分が多く、ニコ動には及ばないと思われました。
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