中国解放軍・意識調査アンケート

 先日の中国の地震に関する報道で、地震の被害が出ているにもかかわらず、テレビでは抗日ドラマを流し続けていて、そんなのは止めて災害情報を流せという不満が出たというのがありました。
 この抗日の大河ドラマは連日放映されていて、人々はもう慣れっこで、真剣に見ている訳ではない。だから、あまり気にする必要はないという意見も聞きます。
 そうはいっても、子供への刷り込みというのはかなり決定的なものですから、安易に見過ごすわけにはいかないと思われるのです。しっかり調査して、中国にはそういうことをやることは決して両国のためになんの益するところもない、止めることが日中友好でしょうというべきではないでしょうか。日中友好の議員先生にお願いしたらいいと思うのです。

 以下の記事は、実は大分前に書いたのですが、内容がおぞましすぎるので、載せるのをためらったままになっていたものです。先日載せた「揚子江屍豚大量投棄の真相」の記事に、一緒に中国にいたことのある友人が「いいね、っていうか、コワイですね、中国についてリアルに認識するのは。」とコメントしました。それを読んで急にこの記事を憶い出したという訳です。
 という訳で、やっぱり載せようと考えたのです。
坂東忠信氏 発信元は、元刑事の坂東忠信氏で、この方は警視庁で北京語通訳捜査官をやっていて、中国人の犯罪や中国の裏情報にも大変詳しい人のようです。桜チャンネルの討論番組で、坂東さんが紹介した中国解放軍の意識調査アンケート結果をピックアップしました。意識といってもとんでもない意識なんですが・・・。
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スイス・ヘルメスのかなタイプ

 国会議員の稲田朋美さんのお父様が講演なさるから行きませんかと誘われた。稲田朋美議員には、おかしげな女性議員が多い中で、大変好感を持っていた。
 誘い手は、そうしたぼくの気持ちを見透かしたかのように「この親にしてこの子あり」というでしょと追い討ちをかけて来た。
 演題は「新かなはなぜいけないのか」というもので、興味がないとはいえないものだったので、日曜日の午後、四条烏丸の第五長谷ビルに出かけた。
 会場には、竹田研究会と同様に日の丸が鎮座しており、そこは「頑張れ日本!全国行動委員会京都府本部連続セミナー」の会場だった。
 そう思って見回してみると、桜チャンネルで見覚えの顔が見えた。(谷田川惣氏)

 演題は「戦後の国字改革の問題点を考える」というものだった。演者の椿原泰夫氏は洛北高校の校長を勤めた人だったことが後になって分かり、お話をすればよかったと思った。
 講演は、詳細な資料が整えられており、いくつかの本の紹介もあって、内容の濃いものだった。椿原先生の話を聞いて、思い出したことがいくつかあった。それについて書いてみようと思う。
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おかしい日本語

bookcover 先日、スーパーのマツモトに行くと、入り口の脇に古本市がたっていた。なんとなくこの100均の書棚を一巡すると、『問題な日本語』という本が目につき買ってきた。「どこがおかしい? 何がおかしい?」という副題がついている。このタイトル自体何となくおかしい?
 出版元は大修館書店で、『明鏡国語辞典』編者の北原保雄という人が編者となっている。奥付をみて、この人はぼくと同い年で筑波大学学長をやり、筑波大学名誉教授であることが分かった。
 この本は、2004年12月初版なのだが僅か3ヶ月後の2005年3月には14刷になっており、すごく売れたことが分かった。各項目が短く、どこからでも読めるので、大変読み易くて、取り上げられている項目が、大変身近な言葉であることが、理由と思われた。
 なかなか面白いということで、早速トイレ図書館の一冊とすることにした。

 「全然いい」という項がある。
 全然というのは、否定文に使うもので、こういう使い方は間違いだと、ぼくは思っていた。ところが、そうではないという。
 江戸時代後期に中国の白話小説(口語体で書かれた小説)で使われたものを取り入れるようになったもので、「全く然り」をつづめたものだそうだ。
 漱石の『三四郎』には、「そこで三人が全然翻訳権を与太郎に委任することにした」とあり、芥川の『羅城門』には、「下人は始めて明白に、この老婆の生死が、全然自分の意志に支配されているという事を意識した」などとある。この本では、「全然」についてさらに突っ込んだ分析をおこなっているのだが、ともかくこの用法が間違いではなかったことは、少し意外であった。
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池上彰「20世紀を見にゆく」欠番の理由は?

 前にも書いたように「池上彰の20世紀を見にいく」は、大変に面白い。
 どう面白いのかというと、まずその事実をすでに知っていて、一種の追体験的に見ることができるというのが一つ。知ってはいてもその真実は知らなかったということがあって、そうだったのかというような合点する面白さ。あるいは、全く知らなかったエピソードのような、トリビアのような事実があることなどがその面白さの理由ではないかと思っています。

 たとえば、アメリカが太平洋戦争に参戦し、飛行機などの兵器を大増産しないといけないので、女性の労働力を必要とする。そのためのキャンペーン映画をハリウッドに依頼します。戦闘機のペンキ塗りをしていた女性が写されます。この女性があのマリリン・モンローだった。
 この偶然で、彼女はたしか雑誌のモデルとなり、そして有名女優となります。
 と、ゆうようなことは、「ほんでなんやねん」という話ではありますが、全然知りませんでした。
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Macを創った人たち

スティーブ・ジョブスの顔にも少々見飽きてきました。
主に使っている、ちょっと型遅れのPowerBook G4(Titanium)を立ち上げると、毎回スティーブ・ジョブスの顔が現れます。もういいわという気分になっています。
彼の死が悲しかったし残念だったのは確かなんですが。(と書いていたら、2週間続いたこの写真ディスプレーも、ようやくiPhone4Sに替わりました)

息子がSMSで「スティーブ・ジョブスが死去。なんという喪失感」と報せてきて、彼の死を知りました。病気が軽くないのは知ってましたから、意外ではありませんでした。でも、なんでジョブスなんや。ビル・ゲーツでも良かったのにという密かな思いが頭をよぎったのです。ビル・ゲーツが死んでも残念だとは思わなかったのではないかと思います。

Apple社を作ったのは、2人のスティーブです。スティーブ・ウォスニアックとスティーブ・ジョブス。
この二人の名前を挙げた時に、同時にぼくの頭に浮かぶ名前は、アラン・ケイであり、ジェフ・ラスキン、ビル・アトキンソン。
これらの人が、今のパソコンを作ったのだと思っています。これらの人はみんな天才です。

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ヘッダー画像の説明

『葉巻のけむり』のヘッダーの画像は、私の撮ったものが15枚ほどプールされていて、ランダムに表示されるように設定してある。
中には、なんのことか分かりにくいものもあるので、おりおりに説明文を書いて行くことにした。

パキスタンのフンザ周辺では、いまも薬用としてケシが栽培されている。子供の頃、風邪を引くとミルクに混ぜて飲まされた。よく効いたよ。ナジールはそういっていた。

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ブログのアクセス数について

新しいブログ『葉巻のけむり』を開いて、一週間以上が過ぎたようです。
開設して数日した頃、アクセス数が気になったので、アクセス数を表示するようにしてみました。
ところが、その数がすごいんです。『高田直樹ウェブサイトへようこそ』ではこんなことはなかった。この高田直樹ウェブサイトでは、Serene Bach(シリーンバッチと読むのかな)という日本人が開発したソフトを使っているのですが、このアクセス解析は日別、時間別、アクセス元などなどとても正確です。

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プチ断食を行う

つい先頃、プチ断食なるものを行った。
丸一日半くらい水以外を口にしませんでした。
少し前から、知り合いの美容外科の女医さんKちゃんが、しきりに断食を薦めたからである。
回教圏では年1回の重要な行事として断食月(ラマザン)の断食がある。回教圏では月を基準にした太陰暦を基準としているので、新月から新月までの一ヶ月が断食月となる。

この約30日間、ムスリム(回教徒)は、日の出ている間一切のものを口にしてはいけない。日の上る前に朝食を済まし、夕方日没とともに断食明けの食事(イフタリ)を食べる。
ラマザン月に回教圏の都市にあなたがいたとする。夕方、あなたは不思議な体験をするはずだ。夕闇がちがづいて日が没するとともに、独特の喧噪に溢れていた街全体が、突如水を打ったような静寂に包まれるのだ。全ての人々が一斉に食事を始めるからである。
例えば、商店などでは、店にいる全員が床に敷いたシートの上で車座で食事を始める。一番最初に食べるのは、棗(なつめ)などのドライフルーツと決まっている。

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