イスラム国はなぜ台頭したのか

 お正月も半ばを過ぎてしまいました。遅ればせながら新年を寿ぎたいとは思っています。とはいえ年寄りのぼくにとっては、それは冥土への一里塚でもあり、単純に喜べない気分でもあります。
 そんな個人的な感懐とはべつに、いまの世界はじつに混沌とし、その混迷の度合いはますます深まっているように思えます。
 実はこの稿は、新年早々に書く予定をしていたのです。
 ところが、世界では次々と事件が起こり、それのはっきりとした分析や納得できる説明もないような感じでした。世界中で先が見えないようなことが多く、情緒不安定というか落ち着かない気分で、なかなかキーボードを叩く気になれなかったのです。
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