田原総一郎の不埒な作り話

 YouTubeにアップされていた直近の「朝生」を見ていたら、田原総一郎氏がびっくりするような発言をしていました。それは、番組の最後の方で、天皇陛下御譲位が話題になった時のことです。
 百地章さんが譲位について発言していると、「そんなもの条件をつければいい」と田原総一郎が割って入り、その条件を列挙しました。そして、そこに遠山議員が発言し、天皇が権能を有しない政治不介入の原則に抵触するのではないかという意見を述べました。

発言を続ける遠山議員に指差しして、「遠山くん」を連呼、そして大声をあげ、「遠山くん聞け!」と怒鳴った。

 こんな風に言っても、皆さんは何のことかその内容がわからないと思うのですが、まあわからなくてもいいのです。ともかく、遠山議員が話しを続けていると、田原は、「そんなことはねぇ、そんなことは」と割って入り、遠山議員が構わず発言を続けると、「遠山さん、遠山さん、遠山さん、遠山さん、ちょっと待って遠山さん」と連呼し続けたのです。そして突然「遠山さん、ちょっと聞けよ!」と大声をあげたのです。
 みんなはびっくりして一瞬しんとしたところで、田原総一郎はこんなことを喋り出したのです。
続きを読む

「つまらん。地上波はつまらん」

 大滝秀治さんではないですが、きょうびのテレビは本当に、「つまらん。地上波はつまらん」なのです。
 BSテレビはまだ別として、地上波はどれもこれも、見たいと思うものがありません。特に昨今の世界情勢などや、また国内の例えば、豊洲移転問題に関しても、どの局も取り上げ方や内容に関してほとんど変わらず、面白くもなんともない。基本的な勉強欠落のキャスター・コメンテーターが、ディレクターの書いた台本通りを述べているだけ。
 違う見方はないのか。そのどれを選ぶかはこっちの側なのだから、いろいろ言ってくれよ。そう思ってしまいます。まあ結論的には、台本を書いているあたりがあんまり賢くないということなのでしょう。
 そんなわけで、毎週予約して見ているのは、「そこまで言って委員会」と「正義のミカタ」くらいのものでしょうか。
続きを読む

トランプ政権と「二つの中国」

 安倍首相は米国に旅立ちました。
 これは、この会談の成果を云々する前に、日本の国際的な立ち位置を明確に世界に印象付けることであることは明らかだと思います。
 アメリカでも我が国でも、トランプ叩きとも言える報道が流れ続けています。ぼくはそうした報道を見ながらなんかどうもしっくりこない。いわゆる隔靴掻痒という感じがしてならないのです。話が枝葉末節すぎるのではないか。そんな気がしてしまうのです。
 なので、ぼくがいろいろと勉強した上で、と言っても大したことでもないのですが、考えていることを述べてみたいと思います。
続きを読む

2017年。年頭の所感

 2017年。睦月・正月も半ばを過ぎました。
 昨年は世界中で波乱含みの出来事が起こり続け、その流れは年が押し詰まるほど、どんどん大きくなったようです。
 今年にはそうした動きは収まることなく続き、何かことが起こる、世界の枠組みに変動が起こるという緊張感を抱かせる新年の明けだったように思います。
 恒例の神泉苑での新年会では、毎年和服を着るのを慣わしにしていたのですが、今年は初めて洋服を着ました。
 日本がこの年に変わるのだから、自分もなんか変わったことをしないといけない。そんな気がしたからです。
 この会では、終わりの去り際に、女将とのツーショットの写真を撮るのが習慣になっているのですが、初めてスーツ姿で写真を撮りました。
続きを読む

日露共同記者会見でのプーチン・スピーチ

 世間の耳目をそばだたしめていた日露首脳会談が終わって一週間ほどが経ったでしょうか。ようやく静かさを取り戻したようにも見えます。
 プーチン訪日のこの会談への期待は、今年になって大いに盛り上がっていたのですが、クリミヤ併合をなじるアメリカを筆頭とするG7諸国の経済制裁やドーピング問題などで、年内中には無理だとの見方に変わっていきました。
続きを読む

トランプの勝利に思う

 世界中の予想を裏切ってトランプが当選しました。
 ぼくは勝つとしても僅差だと思っていましたから、あの結果はやはり少し意外ではありました。
 あの日、朝から選挙速報を見ていましたが、クリントンからトランプそしてクリントンと上位を交代しながら、昼前だったと思いますが、マイアミをトランプが制して大きく引き離したところで、ぼくはトランプ勝利を確信しました。
 そこで、facebookには「トランプが勝つようです。やっぱりという感じ。エスタプリッシュメントに冷水」とかなり抑えて書いたのですが、内心はやったぁという感じだった。
 前日に家内から「いったいどっちが勝つの?」とたずねられて、少々困って「クリントンが僅差で勝つかも」といったのは、クリントンになってほしくはなかったけれど、トランプと断言する勇気がなかったからです。
続きを読む

都知事選が終わって

日本中が結構大騒ぎしたかにも感じられた東京都知事選挙も終わりました。
選挙公示あたりから、しばらく東京に滞在していたこともあってか、いつもよりもかなり関心を持っていたことは事実のようです。
昔はかなり興味があって、その講演を聞きに行ったりしたこともあった鳥越さんが、究極の後出しジャンケンとも言われたタイミングで出馬を表明した頃から、ある切迫感みたいなものがぼくを襲いました。
こんな人が当選したらとんでもないことになる。そう思ったのです。かなり前からこの人の欺瞞性みたいなものに薄々気づいてはいました。それが決定的になったのはNHKのファミリーヒストリーという番組を見た時でした。
変に反権力をてらい、父親までも権力とする不自然なポーズにある幼児性と不自然さを感じたのです。
続きを読む

憲法は国体、政体を定めるもの

 もう明け方近く、ベッドに横たわり、いつのものように、何気にiPhoneを見ていましたら、こんな記述が目にとまったんです。
<通常国会では、憲法改正の議論もしばしばなされている。そこで今回は、憲法改正論議にどのような態度で臨むべきか考えてみよう。
 憲法は、国家が権力を乱用し人権を侵害した過去を反省し、国家が犯しがちな失敗をリスト化したものだ。国家の三大失敗とは、無謀な戦争、人権侵害、独裁だ。>
 なんですか? これは。 こんな憲法の定義って聞いたことがない。こんな前提で話を展開すれば、とんでもない、好き勝手な話が展開できるはずです。
続きを読む

トランプ氏の勝利スピーチとTPP

トランプ アメリカ大統領の予備選挙・スーパーチューズデーで勝利したドナルド・トランプ氏のスピーチを聞いた。
 立て板に水とはこのことだ。一気呵成に喋りまくる。原稿などは一切見ない。
 オバマなどは、一フレーズごとに間をおいて、聴衆の反応を確かめるような感じなのだが、トランプは違う。ともかく喋り通すのだ。普通の場合、原稿を書く人いわゆるスピーチライターと言われる人がいるのだが、トランプ氏はそういう人をクビにしたと自慢しているということも聞いた。本当かどうかは知らないのだが。
 ともかくそのスピーチの動画テロップを文字起こししたものをここに挙げてみる。
続きを読む

朝生「緊急事態条項」での小林節先生

 先日の朝生「激論!”憲法改正”是か非か?」を結構真剣に見た。ぼくの関心事の憲法改正がテーマだったからではない。もともとこの番組でそんなしっかりした議論が行われるはずがないと思っているからだ。
 小林節先生と小西洋之議員の両名が出席していたからである。
 憲法学者の小林節氏は、ぼくがこの<葉巻のけむり>で「この訳の分からん憲法学者ー小林 節」というタイトルで考察を行ったことがある。この記事が常に人気記事のトップで24時間の平均閲覧数が時には200を超えることもあるのは、「小林節」でグーグルとぼくの記事がWikipediaの次の2番手に出てくる。それが理由に違いない。

クイズ議員小西洋之 「専守防衛」って誰が作った言葉?との田原氏のクイズに困る

クイズ議員小西洋之
「専守防衛」って誰が作った言葉?との田原氏のクイズに困る

 小西議員の方は、自分を優秀だと勝手に思い込んでいる、あんまり賢くない人だという決めつけを勝手にしていたから、そんなに注目していなかった。発言を聞いていて、やはりなあ、なるほどなあと納得したことだった。改憲反対という結論は明確に表明するのだが、その理由が明確ではない。田原氏に突っ込まれて返答に困る様子がなんども見られた。
 この人も<葉巻のけむり>に取り上げている。国会でのクイズ質問である。
続きを読む