自作PCの故障と回復の日々

自作PCのメイン。中央に青く光るのが巨大なCPUクーラーのファン。

自作PCのメイン。中央に青く光るのが巨大なCPUファン。

 久しぶりに、2週間ぶりに8時間爆睡しました。
 実は2週間ほど前、愛用の自作PCがダメになりました。その少し以前から時折、突然電源が落ち、再起動するという現象が起こっていました。
 一昨年の夏には、繰り返して瞬断が起こり、これはCPUのクーラーを巨大なものにして解決していました。でも、今回はCPUのオーバーヒートではありません。CPUチェックのソフトで調べると40℃前後を保っていました。電源も大丈夫なようです。
 Biosのセットアップメニューでチェックすると、メモリのクロックがillegalという赤字のWarningのメッセージが出ていて、CMOSクリアーでOvercomeできると知らせていました。
 それではと、マザーボードのボタン電池を取り外して新しくしたり、電極をショートさせたりと面倒な作業を仕方なくやったのですが、なんの効果もありませんでした。
 メモリーボードは、4ギガのものが2枚入っているのですが、これに異常はないようです。
 3日ほどかかって、なんの解決の手段も見つかりません。原因がわからないのですからどうしようもないわけです。考えられるのマザーボードのどこかが壊れているということ以外には考えようがない。
 このマザーボードは、GIGABYTEという名の通ったメーカーのものなんですが、3年前に買ったとはいえ、その時もっとも古いモデルを選んだので、今はもう売ってありません。
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慰安婦問題決議への憂慮(西尾幹二氏の陳述・撤回要求)

西尾幹二 2013年4月4日、西尾幹二氏は外国人記者クラブで「米議会・慰安婦問題決議への憂慮」と題して、意見陳述を行い、米議会決議の撤回を要請した。
 では、この慰安婦決議とはどんなものであるのか。
 それはまさに、驚天動地ともいうべきものです。驚きました。冒頭の過激な表現から始まり、教科書での隠蔽告発などに及ぶけっこう長いものです。明らかに韓国の工作に依るものであることが見て取れます。
 この決議文、最初の部分だけをここに原文とともに挙げておきます。
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121号決議 アメリカ下院  2007年7月30日
日本政府による軍隊向強制売春である「慰安婦」システムは、その残忍さと規模において前例を見ることのない、結果に於いて四肢切断、死亡または自殺まで引き起こした強姦、強制中絶、侮辱のシステムであり、20世紀における最大の人身売買事例の一つである。
 Whereas the “comfort women” system of forced military prostitution by the Government of Japan, considered unprecedented in its cruelty and magnitude, included gang rape, forced abortions, humiliation, and sexual violence resulting in mutilation, death, or eventual suicide in one of the largest cases of human trafficking in the 20th century;
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 これは、以前のものですが、今回のものは、この”Comfort women”の部分が”Sex slave”に変わっていると思われます。
 こういうことに対して、静観するというのは、決していい結果を招いてこなかったことは、すでに歴史の事実となっています。従って、西尾幹二氏の撤回要求はやらねばならぬことだと思います。
 日本の政府・官僚が、今となっては詮無いことではあるが、当初からこのような心根で、かくなる大和心を持って対応しておれば、「慰安婦問題」などという気味悪いことは出来上がらなかったと思われる。
 Youtubeの動画は、通訳の英語が含まれているので、とりあえずテキスト落しを行った。(いずれ、英語通訳分を取り除いたものをアップの予定)
 まったく納得のゆく、周辺とか近隣国とかいわれる中華人民共和国や韓国関連のコメントとしては珍しくすっきりとしたもので、感激しました。通訳分も英文に落として世界中に拡散させる必要があると思うのです。
 相次ぐ、アメリカでの議会での謝罪要求決議は、韓国の情報戦の結果と思われます。この数年で、近隣諸国条項の効果も薄れ、教科書からも「従軍慰安婦」が消えて行く中、韓国は従軍慰安婦を「セックス・スレーブ」と言い換えて、言い立てる新しい戦略をとったと考えられます。
 セックス・スレーブとはひどい。日本は極悪人となります。慰安婦はビジネスですが、スレーブは奴隷ですから、アメリカ人には強烈に響くでしょう。
 しかしこれは、アメリカに限ったことではなく、驚いたことに、日本でも同じことが起こっています。京都府議会が、「従軍慰安婦への謝罪要求」を決議し、安倍政府に提出しようとしていて、「頑張れ!日本・京都支部」が、反対運動をしています。
 聞いてみると、なんと提案者は公明党でした。なんと、やはり公明党はサナダムシ政党だったようです。
 前置きはこれぐらいにして、西尾幹二先生の陳述本文にいきましょう。
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日本の歴史教科書について(承前)

 少し前に、「日本史教科書、天皇は大王か」というタイトルで、歴史教科書について始めて書いた時のことです。
 「大王の系譜? それなに。少しむかついてくる感じです。」とか、「こんな常識みたいなことを、ねじ曲げてまで、大王と書くのは変だと思ったのです。」などと書きました。
 すると、これを読んだ人が、Facebookでこんなコメントを寄せて来ました。
 「この教科書の著者も、きっと先生みたいにむかつきながら書いたのだと思いますよ」
 ぼくは、これは一体なんのことだと思い、その意味が全く分からなかったので、こんど会ったら聞いてみようと思っていたのです。

 それはさておき、前稿の続きです。
 そこで述べたように、極めて政治的な動きの中で、1982年にいわゆる「近隣諸国条項」が教科用図書検定基準に挿入されました。
 「近隣のアジア諸国との間の近現代の歴史的事象の扱いに国際理解と国際協調の見地から必要な配慮がされていること」
 このまったく一方的で、二国間での取り決めではない、ある意味自己満足で手前勝手な馬鹿げた条文で、歴史教科書は大いにゆがめられ、自虐的な歴史観が再生産され続けて来たといえます。
 この頃の様子を、当時、文部官僚として条項導入に携わった元愛媛県知事の加戸守行氏は、こう語っています。「条項導入で、省内は中国と韓国に関する記述はアンタッチャブルですべて認めざるを得ないという雰囲気に陥りました。一方の教科書会社側は『削れるものなら削ってみろ』という勢いで自虐史観の記述を強めていき、明らかに条項導入前より過激になっていきました」

 こと中国・韓国との歴史関係の記述は、まったくすべて外国の立場に立ったものとなり、歴史の見方が日本国を主語としないものとなりました。日本国を主語としないということは、ではどこを主語としているのか。それはどこの国でもなく、地球であり、地球人の視点で、それをなんの違和感もなく受け取るのは、日本人ではなくて地球市民である。という非現実的な状況がいままで続いて来たといえるでしょう。

 韓国・中国は、韓国や中国を主語とした見解を「歴史認識」と称し、日本を主語とした認識を許さないという立場を取っているといえます。
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我が国の世界史の教科書のこと

 ようやく、新しい高校世界史の教科書見本が手に入りました。手元にあったのは22・23年度用でした。新しいものというのは、24・25年度用です。いづれも山川出版社のものです。他の教科のものはゴロゴロしているのに歴史は、なぜか少ないのだそうです。その理由はなにかあるのでしょうが、分かりません。
 早速チェックしたいと思っていたところを見てみました。「従軍慰安婦」については、全く記述はありません。さすがに、そのでっち上げの事実が周知の事実となったからだと思えなくもない。
 次に、「南京大虐殺」について、今年度と前年度の2冊を比べてみることにしました。
 
 古い方ではこうなっています。
 「しかし、中国側の抵抗は予想以上に強く、日本軍が南京をはじめ上海・広州など諸都市を占領したが、国民政府はこのあいだに四川省の重慶に移り、アメリカ・イギリス・ソ連の援助を受けて抗戦を続けた。」
 この「南京」のところに脚注印があり、脚注ではこう記述されています。
 「南京占領の時、日本軍は一般市民や捕虜を大量に殺害し(南京虐殺事件)、世界の世論から非難をあびた」
 「南京虐殺事件」を脚注として置いているのは、えらく控えめになっているのだなと感じました。それで24・25年度用を見ると、こうなっていました。
 「37年末までに、日本は華北の要地と南京を占領したが、南京占領の際には多数の中国人を殺害して(南京虐殺事件)、世界世論の非難を浴びた」
 脚注の部分が本文に出て来て変な違和感はなくなっていました。
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日本国憲法、つれづれなる雑記

 最近のマスコミは憲法に関する話が多くなっているようです。そして、どこでもまるで判でも押したように同じ内容の話が流れています。
 96条つまり2/3を1/2にして改正のハードルを下げるのは危険だ。安倍総理が目指しているのは9条の改正だ。だから9条を議論する必要があるのに、それが不十分のまま96条を取り上げるべきでない。
 だったらどうして、9条を議論のテーマにして、突っ込んだ議論をしようとしないのでしょうか。全く不思議です。
 
 もう一つのどこもかしこもの言い草は、「憲法は国民が政府を縛るものなのに、自民党の案は政府が国民を縛るものになっている」というもの。
 たしかに、むやみに縛ってもらっては困ります。人権や自由は保障されるべきです。現行憲法にははっきりそう唱ってある。
 では、自民党案ではどうなのか。それで調べてみました。PDFで書いた対照表がありました。少なからず、がっかりしました。現行憲法の僅かな手直しに過ぎない。もうちょっとましなものが創れなかったのか。そう思いました。まあ、現行憲法をあがめ奉っている人にも忖度して、字面いじりに止めたのかもしれませんが。

 マスコミがどう表現しようと、コメンテーターが現行憲法の成り立ちに関して、どう独断的で間違った(とぼくが思う)意見を述べようと、それはすべて護憲につながる文脈に向かって行くことになるのは間違いありません。それなら、はっきりと今のままでいいと言い切ればいいではないか。なんだかんだと、持って回り、充分な議論が必要ですなどと結論づける。議論がひつようなら議論の素材を並べなさい。そうもしないで、何をぶつぶつ言ってるのか。ほんとにイライラして来ます。
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中国解放軍・意識調査アンケート

 先日の中国の地震に関する報道で、地震の被害が出ているにもかかわらず、テレビでは抗日ドラマを流し続けていて、そんなのは止めて災害情報を流せという不満が出たというのがありました。
 この抗日の大河ドラマは連日放映されていて、人々はもう慣れっこで、真剣に見ている訳ではない。だから、あまり気にする必要はないという意見も聞きます。
 そうはいっても、子供への刷り込みというのはかなり決定的なものですから、安易に見過ごすわけにはいかないと思われるのです。しっかり調査して、中国にはそういうことをやることは決して両国のためになんの益するところもない、止めることが日中友好でしょうというべきではないでしょうか。日中友好の議員先生にお願いしたらいいと思うのです。

 以下の記事は、実は大分前に書いたのですが、内容がおぞましすぎるので、載せるのをためらったままになっていたものです。先日載せた「揚子江屍豚大量投棄の真相」の記事に、一緒に中国にいたことのある友人が「いいね、っていうか、コワイですね、中国についてリアルに認識するのは。」とコメントしました。それを読んで急にこの記事を憶い出したという訳です。
 という訳で、やっぱり載せようと考えたのです。
坂東忠信氏 発信元は、元刑事の坂東忠信氏で、この方は警視庁で北京語通訳捜査官をやっていて、中国人の犯罪や中国の裏情報にも大変詳しい人のようです。桜チャンネルの討論番組で、坂東さんが紹介した中国解放軍の意識調査アンケート結果をピックアップしました。意識といってもとんでもない意識なんですが・・・。
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憲法は国の形を定めるもの

 じつはずっと気になっていた。
 だれもかれもが、どの議員もどのコメンテーターも「憲法は権力を制限するもの」あるいは「政府の力をコントロールするもの」という。
 なんかおかしい。ほんとにそうなんか。自動車保険や生命保険の約款じゃないだろう。そんな風に感じていた。

クイズ質問をする小西洋之議員

クイズ質問をする小西洋之議員


 この馬鹿の一つ覚えみたいな台詞は国会の予算委員会の質問で、多くの議員が馬鹿みたいにあるいは誇らしげに唱えるのを聞いた。
 さきごろ、小西洋之という民主党議員が、憲法の条文の内容や憲法学者の名前を問いとするクイズ質問を、安倍総理に指差しを繰り返しながら、訳知り顔で執拗に行い、大方の失笑と顰蹙・怒りを買ったことは記憶に新しい。
 その後、Wikipediaの小西洋之の項に、多分自分で書いたと思われるのだが、<安倍総理は憲法学の第一人者である「芦部信喜」などを知らず、改憲を主導しながら憲法を理解する勉強すらしていないなどを明らかにした」としている>などとと記している。(質問の動画はYoutubeに多数のアップがあるのでご覧下さい)
 ぼく自身かなり腹が立ったので、調べてみることにした。そして、いろいろと興味ある歴史的事実が分かって来た。
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皇統の本質はY染色体である

皇太子殿下2ショット このごろ、ニュースでは、ぼく自身にとっては、なんだかヒリヒリするような感じのニュースが相次いでいる。皇太子殿下と妃殿下のオランダ訪問。安倍首相のロシア訪問での領土面積論など。殿下・妃殿下に関しては、巷を騒がせた「退位論」や「離婚のすすめ」が想起されて気持ちが悪くなる。どういう発想でそんな考えが出てくるのか分からない。
 日本の皇室の独自性への理解がないのだろう。戦前の幼稚園児が大人になったら何になりたいかと問われて、天皇陛下と答えたそうだが、それと同列程度の発想と思えた。
 オランダの王室は200年の伝統だという。我が日本国の皇室はその10倍以上の永さを誇る。単に永さだけではない。その2000年以上という永さも世界に例を見ないのだが、さらに重要なのは男系男子の皇統の維持ということなのである。
 この日本の皇室の伝統を、その意味も分からずに単純に「女性天皇」や「女系天皇」を主張する無知蒙昧の人たちがいる。
 男系男子の皇統の意味は、単純化すれば「Y染色体」の連続ということである。ご存知のように男はXY型、女はXX型の性染色体を持っている。従って男系男子の祖先の血は、単純明快に遡ることができ、神武天皇(天照大神)まで遡ることができる訳だ。今上天皇には神武天皇のDNAが持ち込まれているといえる。こんな例は世界に二つとない。
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