世紀的な誤報を認める記者会見をしたばかりの朝日新聞が、9月14日にまたもや新たな捏造を告白し、謝罪記事を掲載しました。
それは、任天堂のホームページを参考にして、社長とのインタビュー記事を創作したという驚きの事実でした。問題の記事は、遡ること2年前の2012年6月8日のものでした。
少し詳しく経過を述べることにしましょう。
朝日新聞は経済欄で、アメリカ・ロサンゼルスで毎年行われている世界最大のゲーム見本市「Electronic Entertainment Expo(通称E3)」にあわせて、「ソーシャル時代、どう対応?/ゲーム大手4社に聞く」という連載記事を企画しました。家庭用ゲーム機を作っている大手4社の社長のインタビュー記事の連載でした。ところが、任天堂社長の岩田聡氏の了解が得られなかった。
そこで、同社のホームページの動画を要約した形で、インタビュー記事を捏造したというのです。
もちろん、任天堂は抗議し、朝日は謝罪し、それで問題は決着していたのだと思います。その時、謝罪の記事が載ったのかどうかは知りませんが、ともかく問題は収まったようです。
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月別アーカイブ: 2014年9月
「クマラスワミ報告書」と「反日日本人」

ラディカ・クワラスワミ女史
ぼくも、その中身については知らなかったし、ただ漠然とアメリカ下院の決議文のようなものだと思っていた。ところが先日の産經新聞の櫻井よしこ氏の記事を読んで驚いた。そこで調べる気になった訳である。
「クマラスワミ報告」はインターネットにも、PDF文書として載っているから誰でも読むことが出来る。
木刀で脅されて連行された少女たちは、性奴隷として虐待・虐殺されたことや、慰安所の状況が聞き取り調査として詳述されている。
ここにリンクを張っておくが、A4で40ページを超えるけっこう長いものなので、時間があって、集中できるときだけに読まれるのがいいと思う。クマラスワミ報告全文
桜井氏が引かれた部分を孫引きするが、その内容はまことの驚くべきものである。
「連行された村の少女たちは非常に若く、大半が14歳から18歳だった」
「1日60人から70人の相手をさせた」
朝鮮人の少女が抗議すると「中隊長ヤマモト」が命令し「彼女を裸にし手足を縛り、釘の突き出た板の上で、釘が彼女の血や肉片で覆われるまで転がし、最後に彼女の首を切り落とした」(元慰安婦チョン・オクスンの証言)
このチョン・オクスンは「ヤマモト」がこう言ったと証言した。
「お前ら全員を殺すのは、犬を殺すより簡単だ」「朝鮮人女が泣いているのは食べていないからだ。この人間の肉を煮て食わせてやれ」
性病の拡散防止のため「殺菌消毒」と称して「少女の局部に熱した鉄の棒を突っ込んだ」「少女の半数以上が殺害された」
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捏造DNAを持つ朝日新聞の体質は変わらない

歴史に残る朝日新聞の完璧な捏造報道の記事。サンゴ汚したK・Yってだれだ
(朝日新聞 1989年4月20付 夕刊)
まったくもってたまげるような捏造記事なのである。
朝日新聞のカメラマンが、珊瑚礁に「K.Y」という落書きをして、それを弾劾する記事を捏造したという事件であった。その写真と記事を見てみよう。
驚くべきは、その記事でした。書き写すと、それはこんなものでした。
<これは一体なんのつもりだろう。沖縄・八重山群島西表島の西端、崎山湾へ、直径8メートルという巨大なアザミサンゴを撮影に行った私たちの同僚は、この「K・Y」のイニシャルを見つけたとき、しばし言葉を失った。
巨大サンゴの発見は、七年前。水深一五メートルのなだらかな斜面に、おわんを伏せたような形。高さ四メートル、周囲は二十メートルもあって、 世界最大とギネスブックも認め、環境庁はその翌年、周辺を、人の手を加えてはならない海洋初の「自然環境保全地域」と「海中特別地区」に指定した。
たちまち有名になったことが、巨大サンゴを無残な姿にした。島を訪れるダイバーは年間三千人にも膨れあがって、よく見るとサンゴは、空気ボンベがぶつかった跡やらで、もはや満身傷だらけ。それもたやすく消えない傷なのだ。
日本人は、落書きにかけては今や世界に冠たる民族かもしれない。だけどこれは、将来の人たちが見たら、八〇年代日本人の記念碑になるに違いない。百年単位で育ってきたものを、瞬時に傷つけて恥じない、精神の貧しさの、すさんだ心の……。
にしても、一体「K・Y」ってだれだ。>
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『あすなろ三三七拍子』(フジテレビ)が面白い
「オースーッ!」
「オースッ」というかけ声。
「オース」という挨拶。
滅びの道をたどってきた応援団の挨拶である。『あすなろ三三七拍子』(フジテレビ)は、この応援団の消滅を止めようとする「あすなろ学園」の応援団の物語である。
西田敏行演ずる「あすなろ学園」応援団OB会会長は、母校応援団の消滅を食い止めようと、自分の会社の社員・藤巻大介(45歳)にリストラの代りに大学に入学し応援団団長を務めよという社長命令を発する。
柳葉敏郎演ずる藤巻大介が、社長から送られた学らんを着用して登校するあたりから物語が始まる。
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