世界はいま大変動の波の中にあるといっていい。これは否定できない事実であると言えます。
しかしその変動というのは、どこに現れているのか。そのどれに注目したらいいのか。またその変動をどう捉えるのかというと、その見方はじつに種々様々で、どれが正しくてどれが間違っているのか。これがどうも分からない。さらには、どう正しくてどう間違っているのかとなると、これまた複雑で全く混乱してしまうのです。
第二次世界大戦のあと、世界の覇権は完全にイギリスからアメリカに移りました。イギリスは世界の主導権をアメリカに譲りましたが、密かに後ろに回って、いわゆるバックシートドライバーの立場を維持しようとしていたようです。しかしいまはもう、そのやり方も捨てたと思います。
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AIIB(アジアインフラ投資銀行):世界変動へのきしみ4
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