糖質制限の食事をつづけて

 ご飯などの炭水化物や澱粉を含む野菜を摂らない食事をつづけています。
ここでその結果データを示したいと思います。
友人の女医さんに勧められたのが、きっかけでなかば冗談半分で断食をやってみたら、不思議なことに一気に食べ物の嗜好が変わりました。
 その時に彼女が、友人のドクターが置いて行ったと言って、サイン入りの一冊の本を貸してくれたのです。それは、『我ら糖尿人、元気なのには理由がある』というタイトルの本で、そこに糖質制限のことが書いてある。またまた面白半分にやってみた訳です。すぐに効果が現れたことは、前稿の「プチ断食その後、明らかな変化が」に書いた通りです。
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プチ断食その後、明らかな変化が

前に書いた通り、あのプチ断食を行ったのは、8月22日のことでした。それで、その後どうなった?
もう一ヶ月以上経ったので何らかの報告をしないといけないと思っていました。
そしたら、ぼくがダイエットを秘密でやっているという噂が流れているという話です。
「高田センセ内緒でダイエットしたはるらしいよ。女の子みたい」
ぼくは、ダイエットをしているつもりはほとんどありませんでした。
断食後、炭水化物をまったく摂らないように心がけただけです。
でも、明らかな変化が起こりました。

おやつが欲しくなくなりました。それまで夜中におやつを食べるのがけっこう習慣化していたのです。夕食の後に、好物の豆餅などを食べるのが常だったのに、そうした甘いものを食べなくなった。
たまに、口が寂しくなる時もあって、そんなときは「これも炭水化物なんや」と思いながら、ビーナツの混じった柿の種の小袋を食べることはありました。

どんなものを食べていたかって?
まず朝食といっても、起きるのは昼頃ですから、ブランチなんですが、スープとお豆腐の冷や奴、それに生野菜のサラダ。
夕食は、牛肉や鶏肉。牛肉はランプをステーキやカルネクルード(イタリア風に出刃で叩いてミンチにしてオリーブオイルをかけて食する)にする。

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プチ断食を行う

つい先頃、プチ断食なるものを行った。
丸一日半くらい水以外を口にしませんでした。
少し前から、知り合いの美容外科の女医さんKちゃんが、しきりに断食を薦めたからである。
回教圏では年1回の重要な行事として断食月(ラマザン)の断食がある。回教圏では月を基準にした太陰暦を基準としているので、新月から新月までの一ヶ月が断食月となる。

この約30日間、ムスリム(回教徒)は、日の出ている間一切のものを口にしてはいけない。日の上る前に朝食を済まし、夕方日没とともに断食明けの食事(イフタリ)を食べる。
ラマザン月に回教圏の都市にあなたがいたとする。夕方、あなたは不思議な体験をするはずだ。夕闇がちがづいて日が没するとともに、独特の喧噪に溢れていた街全体が、突如水を打ったような静寂に包まれるのだ。全ての人々が一斉に食事を始めるからである。
例えば、商店などでは、店にいる全員が床に敷いたシートの上で車座で食事を始める。一番最初に食べるのは、棗(なつめ)などのドライフルーツと決まっている。

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