2013年4月4日、西尾幹二氏は外国人記者クラブで「米議会・慰安婦問題決議への憂慮」と題して、意見陳述を行い、米議会決議の撤回を要請した。
では、この慰安婦決議とはどんなものであるのか。
それはまさに、驚天動地ともいうべきものです。驚きました。冒頭の過激な表現から始まり、教科書での隠蔽告発などに及ぶけっこう長いものです。明らかに韓国の工作に依るものであることが見て取れます。
この決議文、最初の部分だけをここに原文とともに挙げておきます。
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121号決議 アメリカ下院 2007年7月30日
日本政府による軍隊向強制売春である「慰安婦」システムは、その残忍さと規模において前例を見ることのない、結果に於いて四肢切断、死亡または自殺まで引き起こした強姦、強制中絶、侮辱のシステムであり、20世紀における最大の人身売買事例の一つである。
Whereas the “comfort women” system of forced military prostitution by the Government of Japan, considered unprecedented in its cruelty and magnitude, included gang rape, forced abortions, humiliation, and sexual violence resulting in mutilation, death, or eventual suicide in one of the largest cases of human trafficking in the 20th century;
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これは、以前のものですが、今回のものは、この”Comfort women”の部分が”Sex slave”に変わっていると思われます。
こういうことに対して、静観するというのは、決していい結果を招いてこなかったことは、すでに歴史の事実となっています。従って、西尾幹二氏の撤回要求はやらねばならぬことだと思います。
日本の政府・官僚が、今となっては詮無いことではあるが、当初からこのような心根で、かくなる大和心を持って対応しておれば、「慰安婦問題」などという気味悪いことは出来上がらなかったと思われる。
Youtubeの動画は、通訳の英語が含まれているので、とりあえずテキスト落しを行った。(いずれ、英語通訳分を取り除いたものをアップの予定)
まったく納得のゆく、周辺とか近隣国とかいわれる中華人民共和国や韓国関連のコメントとしては珍しくすっきりとしたもので、感激しました。通訳分も英文に落として世界中に拡散させる必要があると思うのです。
相次ぐ、アメリカでの議会での謝罪要求決議は、韓国の情報戦の結果と思われます。この数年で、近隣諸国条項の効果も薄れ、教科書からも「従軍慰安婦」が消えて行く中、韓国は従軍慰安婦を「セックス・スレーブ」と言い換えて、言い立てる新しい戦略をとったと考えられます。
セックス・スレーブとはひどい。日本は極悪人となります。慰安婦はビジネスですが、スレーブは奴隷ですから、アメリカ人には強烈に響くでしょう。
しかしこれは、アメリカに限ったことではなく、驚いたことに、日本でも同じことが起こっています。京都府議会が、「従軍慰安婦への謝罪要求」を決議し、安倍政府に提出しようとしていて、「頑張れ!日本・京都支部」が、反対運動をしています。
聞いてみると、なんと提案者は公明党でした。なんと、やはり公明党はサナダムシ政党だったようです。
前置きはこれぐらいにして、西尾幹二先生の陳述本文にいきましょう。
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