日本の拉致被害などという言い方が普通のようです。でもこれは犯罪なのであって、そんな天災による被害者のようなものではありません。犯人は、北朝鮮だけではなく、共犯者は日本にもいるのは周知の事実だと思います。
当時の日本は、警察力が弱いだけではなく、軍はなきに等しく、また武力放棄を決めていましたから、阻止が出来なかった。
さらに、日本国は世界革命を目指すソ連の勢力と資本主義・自由主義を掲げるアメリカとに二分されていました。
憲法改正を党是として出来た自由民主党の中にも、ソ連派が存在しました。
当時、当然この拉致問題は大きな問題になりました。しかし、拉致に協力するひと、拉致追求を阻止する日本人が多数いたのです。
後に衆院議長を務めた社会党の土井たか子氏などは、北朝鮮が拉致などするはずがないと追求にブレーキをかけました。その後も、ゆえなく理不尽に拉致された日本人の奪還に、及び腰で本気を示さなかったのは、日本の外務省であり、この官僚たちも或る意味共犯者だとぼくは思っています。
一瞬、大きく局面打開があるかに思われたこの問題は、またぞろいつものような「たぶらかし」だった。そんな観測が強まってきているようです。
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この頃気になること(1):「この國」という呼び方
「錦織ってスゴイねえ。やっぱり日本人って凄いんだ。」と家内がいいました。たしかにその通りだとぼくも思った。
これを「このニシコリっていう人スゴイねえ。やっぱりこの國の人って凄いんだ」とはあまり言わないと思うのです。
なぜか、いつほどからか、ぼくはこの「この國」という言い方が、大変気になりだしていました。それはどんどん昂じてきて、最近ではテレビなどで、この「この國」という言い方が使われると、その瞬間、なぜかドキリとしたりするのです。
どんな人が使うのかをつぶさに観察していて、ぼくは一つのことに気付きました。そういう表現をする人はほとんどが左系の人あるいはリベラル派とされている人であること。これは、あの「生活者」というなんだか意味不明の表現をする人にもいえるようです。
日本という國を肯定的に捉え、そういう文脈でいう時には、ふつうは「この國」は折り合いが悪いようなのです。
意図的にあるいは深層心理的に、日本を悪く思っている人が「この國」を使うのではないか。
どちらでもいいこと、特にそれが言葉である場合、変にそれにこだわるのが、ぼくの悪い癖なのかも知れません。
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「反日の國」韓国と「売国無罪の國」日本と
あの痛ましいセウォル号の事故以来、韓国は前にも増しておかしくなってきているのではないか。韓国という國はどうも普通ではない。
今回の産經新聞のソウル支局長が起訴される事件が起こって、特にそんな感じが強くなってきました。
民主党政権時に「朝鮮王室儀軌」という韓国の歴史的文書を返してくれと日本に要求してきました。この文書は複数個のコピーがあり、フランスにもあります。フランスは奪い取ったのですが、日本の場合は朝鮮が日韓併合後に宮内庁に献上したものです。
朝鮮戦争で燃えたかどうか知らないけれど、自分の所にはなくなったから返せなどというのは馬鹿げています。当然フランスは拒否しました。ところが、バカな管総理は返しましょうと答え、返してしまったのです。
贈ったものを返せなどという常識はずれの輩に対応したのがどうかしているのです。それにしても、返してもらったことを感謝するどころか、反対に日本から盗んだ経文や仏像を返す必要がないという司法判断が下されています。
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御嶽山噴火で思うこと
他の多くの山と同じように、御嶽山も休火山で噴火してもなんの不思議もない。
しかし御嶽山が突如猛烈な噴煙を吹き上げることを予想する人はほとんどいなかったのではないだろうか。ぼくは御嶽山には登ったことはない。一度御嶽スキー場に行ったことがあるだけなのだが、その時も噴火するかも知れないなどとは考えもしなかった。
噴火の当日は、休日で多くの登山者が御嶽山に向かい、噴火口の近くで、お昼の昼食を楽しんでいた時に爆発が起こった。吹き上げられた噴石の直撃を受けることで致命的な負傷をしたり、あるいは動けなくなって降り来る火山灰で窒息し、あるいは噴煙に含まれる硫化水素による中毒などで多くの登山者が死亡した。
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朝日新聞問題で考えたこと
世紀的な誤報を認める記者会見をしたばかりの朝日新聞が、9月14日にまたもや新たな捏造を告白し、謝罪記事を掲載しました。
それは、任天堂のホームページを参考にして、社長とのインタビュー記事を創作したという驚きの事実でした。問題の記事は、遡ること2年前の2012年6月8日のものでした。
少し詳しく経過を述べることにしましょう。
朝日新聞は経済欄で、アメリカ・ロサンゼルスで毎年行われている世界最大のゲーム見本市「Electronic Entertainment Expo(通称E3)」にあわせて、「ソーシャル時代、どう対応?/ゲーム大手4社に聞く」という連載記事を企画しました。家庭用ゲーム機を作っている大手4社の社長のインタビュー記事の連載でした。ところが、任天堂社長の岩田聡氏の了解が得られなかった。
そこで、同社のホームページの動画を要約した形で、インタビュー記事を捏造したというのです。
もちろん、任天堂は抗議し、朝日は謝罪し、それで問題は決着していたのだと思います。その時、謝罪の記事が載ったのかどうかは知りませんが、ともかく問題は収まったようです。
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「クマラスワミ報告書」と「反日日本人」
ぼくも、その中身については知らなかったし、ただ漠然とアメリカ下院の決議文のようなものだと思っていた。ところが先日の産經新聞の櫻井よしこ氏の記事を読んで驚いた。そこで調べる気になった訳である。
「クマラスワミ報告」はインターネットにも、PDF文書として載っているから誰でも読むことが出来る。
木刀で脅されて連行された少女たちは、性奴隷として虐待・虐殺されたことや、慰安所の状況が聞き取り調査として詳述されている。
ここにリンクを張っておくが、A4で40ページを超えるけっこう長いものなので、時間があって、集中できるときだけに読まれるのがいいと思う。クマラスワミ報告全文
桜井氏が引かれた部分を孫引きするが、その内容はまことの驚くべきものである。
「連行された村の少女たちは非常に若く、大半が14歳から18歳だった」
「1日60人から70人の相手をさせた」
朝鮮人の少女が抗議すると「中隊長ヤマモト」が命令し「彼女を裸にし手足を縛り、釘の突き出た板の上で、釘が彼女の血や肉片で覆われるまで転がし、最後に彼女の首を切り落とした」(元慰安婦チョン・オクスンの証言)
このチョン・オクスンは「ヤマモト」がこう言ったと証言した。
「お前ら全員を殺すのは、犬を殺すより簡単だ」「朝鮮人女が泣いているのは食べていないからだ。この人間の肉を煮て食わせてやれ」
性病の拡散防止のため「殺菌消毒」と称して「少女の局部に熱した鉄の棒を突っ込んだ」「少女の半数以上が殺害された」
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捏造DNAを持つ朝日新聞の体質は変わらない
まったくもってたまげるような捏造記事なのである。
朝日新聞のカメラマンが、珊瑚礁に「K.Y」という落書きをして、それを弾劾する記事を捏造したという事件であった。その写真と記事を見てみよう。
驚くべきは、その記事でした。書き写すと、それはこんなものでした。
<これは一体なんのつもりだろう。沖縄・八重山群島西表島の西端、崎山湾へ、直径8メートルという巨大なアザミサンゴを撮影に行った私たちの同僚は、この「K・Y」のイニシャルを見つけたとき、しばし言葉を失った。
巨大サンゴの発見は、七年前。水深一五メートルのなだらかな斜面に、おわんを伏せたような形。高さ四メートル、周囲は二十メートルもあって、 世界最大とギネスブックも認め、環境庁はその翌年、周辺を、人の手を加えてはならない海洋初の「自然環境保全地域」と「海中特別地区」に指定した。
たちまち有名になったことが、巨大サンゴを無残な姿にした。島を訪れるダイバーは年間三千人にも膨れあがって、よく見るとサンゴは、空気ボンベがぶつかった跡やらで、もはや満身傷だらけ。それもたやすく消えない傷なのだ。
日本人は、落書きにかけては今や世界に冠たる民族かもしれない。だけどこれは、将来の人たちが見たら、八〇年代日本人の記念碑になるに違いない。百年単位で育ってきたものを、瞬時に傷つけて恥じない、精神の貧しさの、すさんだ心の……。
にしても、一体「K・Y」ってだれだ。>
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『あすなろ三三七拍子』(フジテレビ)が面白い
「オースーッ!」
「オースッ」というかけ声。
「オース」という挨拶。
滅びの道をたどってきた応援団の挨拶である。『あすなろ三三七拍子』(フジテレビ)は、この応援団の消滅を止めようとする「あすなろ学園」の応援団の物語である。
西田敏行演ずる「あすなろ学園」応援団OB会会長は、母校応援団の消滅を食い止めようと、自分の会社の社員・藤巻大介(45歳)にリストラの代りに大学に入学し応援団団長を務めよという社長命令を発する。
柳葉敏郎演ずる藤巻大介が、社長から送られた学らんを着用して登校するあたりから物語が始まる。
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石破さん、急がないでちょっと遠くを見てください
来月3日に内閣改造が迫り、石破幹事長の人事を巡っての話題がしきりです。
家内は、「わたし、あの人きらい」といいます。どうしてと訊くと、「あの顔、目つきが嫌い」といいます。しかし、政治家の好き嫌いを顔つきで決めてはいけない。
とはいえ、ぼく自身、石破さんには最初から、ある胡散臭さを感じ続けていました。しかし、今の自民党では、彼は押しも押されぬナンバーツーだと思います。
その彼に、安倍さんが安全保障法制担当相への就任を依頼したのがことの始まりだったようです。石破さんはこれを固辞し、幹事長を続投したいと表明しました。安倍さんは譲らず、断るなら「無役」という意向も報道されています。まことに困ったことです。この世界が揺れ動いてる大切な時期に党内抗争をやってる場合か、なにを考えてるのだと、思ってしまいます。
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『陸軍中野学校』を観る
大分前に観た記憶があるのですが、今回改めて『陸軍中野学校』を観ました。チャンネルNECOで中野学校シリーズが連続で放映されたからです。
このシリーズは、1966年〜68年のわずか3年の間に5作も作られています。主演はあの名優・市川雷蔵が一期生として、この有名なスパイ養成機関の卒業生を演じています。
シリーズ5作は次のようになります。
1.『陸軍中野学校』(1966)
2.『陸軍中野学校 雲一号指令』(1966)
3.『陸軍中野学校 竜三号指令』(1967)
4.『陸軍中野学校 密命』(1967)
5.『陸軍中野学校 開戦前夜』(1968)
いづれも、大東亜戦争の勃発直前の状況を描いています。淡々と描かれるその白黒の映像は、不思議な緊迫感があって充分に引き込む魅力を持っています。
1と3はYouTubeに予告編が上がっています。陸軍中野学校予告編(2分37秒) 陸軍中野学校・竜三号指令-予告篇(2分11秒)
1966年といえば、敗戦から21年、サンフランシスコ講和条約から15年も経っていたとはいえ、東京裁判史観が日本を覆っていたと思える時に、どうしてこんな映画が作られたのか、興味がわきました。
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