『真相深入り!虎ノ門ニュース』この素晴らしく面白い番組

MCは居島一平さん。米粒写経というお笑い芸人だけれど、驚嘆すべき博識で、綺麗で正しい日本語を使う。


 エブリデーホリデーの日々を過ごしているのですが、朝に寝て、正午前後に起きるのが普通です。
 起きて最初にすることは、iPad proのYouTubeを立ち上げて、そこの虎ノ門ニュースを見ることで、ここからその日が始まります。
 iPad proにLightningコネクターを使って、HDMIケーブルでテレビにつないで動画を写します。iPadやラップトップPCでは、画面が小さいのがあまり気に入らないからです。
 この番組は、いわゆるネットテレビというもので、YouTubeとニコニコ動画でウィークデイの朝8時~10時に毎日放送されています。iPadなどを使わなくても、テレビでもネットに繋げれば見ることができます。しかし、早送りしたいとか戻したいとかの操作が、テレビ本体ではあまりスムースでないのが気に入りません。
 普通のテレビ番組では、まず聴けないような情報を知ることができ、興味が尽きません。多くの常連のコメンテーターがリアルタイムで、話題になっているニュースを取り上げ、新鮮な視点での論評を行ってくれます。
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新しい年を迎えて(最終回)

 第二次大戦で、連合国を率いて日本と勝ったアメリカは世界の覇権を握ります。戦後、戦時の連合国によるいわゆる国際連合なる世界組織を作り、また米ドルを基軸とするいわゆるブレトン・ウッズ体制と呼ばれる金融支配の仕組みが作られました。これは同時に、グローバリズムの始まりとも言えます。
 歴史で初めて、マルクス・レーニンの唱えたマルクス・レーニン主義という世界革命主義によって、ロシア帝国はプロリタリアートによって倒されました。そして共産主義によって立つソ連邦が成立します。
 世界は、資本主義国グループと共産主義国グループに別れることになり、アメリカはソ連邦と対峙することになりました。ここに世界を二分する冷戦構造の世界が生まれたわけです。
 ソ連邦の人間性と遊離した計画主義経済は弱体化せざるをえず、やがて、アメリカのレーガン大統領の軍事的ハッタリ戦略に怯えた結果、ソ連邦は崩壊することになりました。
 これを見て、共産主義国家という歴史の実験は失敗だった。資本主義は優位の確証を得たのだとして、パクス・アメリカーナが唱えられました。つまり、軍事的・経済的優位による平和です。それは世界の警察の宣言でもありました。
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新しい年を迎えて(その3)

 大学に入って、ぼくが毎日のように通ったのは図書館でした。そこには高校の図書館とは比較にならないくらいの本がありました。そこにある山関係の本を片っぱしから読んで行きました。
 中には図書カードはあるけれど、本がないものがありました。尋ねると、山岳部の顧問の教授の部屋にあるということでした。かなり勢い込んで、その教授の部屋に向かいました。
 高校の教員室に入るようなつもりで、ドアを開けると、大きな机に座っているかなり年配の先生は、「君、部屋に入るときはノックするもんだよ」とぼくを叱りました。
 教授は、「山が好きなのかね」と尋ね、「山岳部に入りなさいよ」と言われたのですが、「いや、ぼくは集団に縛られるのは好きじゃありません」と答えたのです。ぼくは間違いなく、礼儀知らずの生意気な学生だったようです。
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新しい年を迎えて(その2)

 大学を終えて、化学を教えることになったぼくが赴任したのは、京都の桂離宮の近くにある桂高校でした。
 共産党や社会党の支援を受けていた蜷川知事の京都府は日本で有名ないわゆる民主教育の中心でした。社会党、共産党の違いはあれ、日教組傘下の京都府教職員組合は極めて強い存在でした。
 多くの活動家教員の影響を極力少なくするため、京都府教育委員会は、活動家の教員を一箇所に集めるという方法をとりました。その高校が桂高校でした。そうしたことを知ったのはずっと後のことです。
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新しい年を迎えて(その1)

 年が明けました。
 なにいうとるんや、年明けからもうもう二週間近くも経っとる。そんな声が聞こえてきそうです。世の中やけにスピードが重視されるようになってきました。ものすごいスピードでニュースが飛び交い、すぐに古くなって忘れられて行きます。
 ぼくのような昭和二桁のとっかかりの男には、このめまぐるしさはなんかしんどい。
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ペンス米副大統領の対中方針演説

ペンス副大統領。

 アメリカのペンス副大統領は昨年10月、ハドソン研究所という場所で約50分の演説を行った。それは対中方針演説と呼ばれるものだった。
 中国を徹底的に批判攻撃するもので、かなり驚かされるものだった。新聞各紙も取り上げた。とはいえ、その本当の意味内容を掴んだものは少なかったように思う。さすが朝日新聞は、一面トップでもおかしくないこの記事を国際面に3段で報じた。
 尖閣の施政権は日本にあるとしたこの演説を一面トップに置いたのは産経新聞だった。「これは本気の宣戦布告」だとし、1946年チャーチルが行った「鉄のカーテン」演説に匹敵すると見る人もいた。
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ファーウェイ問題の裏にあるもの

 最近のニュースには、いわゆる「元徴用工」問題とか韓国船のビーム照射事件、ファーウェイ問題など、気になるものが目白押しです。でも、この孟晩舟カナダで逮捕というニュースは、抜群に大きな事件だと思います。

2014年10月、モスクワでプーチンロシア大統領と対談する孟晩舟氏。

 この女性は、ファーウェイという会社の副社長で、社長の仁正非の妹で、会社の開発技術を統括するCFOです。
 この逮捕で報じられたことですが、孟晩舟は7つか8つのパスポートを持っていた。普通の会社の人でないことがわかります。逮捕の容疑はイラン経済制裁決議に違反したというものでした。
 それにしても、8つのパスポートを持つプロのスパイのような人がいとも簡単に捕まったものだと思いました。これはあくまでも憶測ですが、理由が考えられます。
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イタリアのシガー、トスカーノ

右端は、独特のシガー・カッター。二つに切るのに都合よく作られている

 先ごろのイタリア行きの時にしこたま買い込んだイタリアのシガー、トスカーノも残り少なくなってきました。
 このトスカーノという葉巻はあまり知られていないようです。
 アメリカがキューバとの関係を緩和して、ハバナシガーにも何らかの影響があるのかなと想像していたのです。しかしあまり関係はなかったようです。ただ、何だか最近ハバナシガーの作りがけっこう雑になってきたように感じています。
 トスカーノは、いわゆるドライタイプのシガーで、フューミドールなどに入れて変に湿気さすと、本来の深い味わいが失せるようです。
 他にない特徴は、固く巻いたその形状にもあり、真ん中が太く両端が細くなった両切りの形をしています。真ん中で二つにカットして喫します。一本が二本になるというのはなんだか嬉しい。
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「ラトック1遠征を終わって」(3/3)

3、メンバー相互の呼称
 「混成隊」の場合、メンバーがどう呼び合うかは、一つの重
大な問題であると考えていました。なぜならば、高所登山とい
うフィールドに於ては、登攀能力のみに限られない、総合的能
力が必要とされ、そうした実力序列は、否応なしに、全メンバ
ーの眼に明らかとなります。そして、そうした序列を反映する
のが、呼称であると考えていたからです。
 基本的に、名前でよんだり、ニックネームをつけたり、ある
いは「ちゃん」づけにするようなことには、賛成できませんで
した。それは、安直に、擬似親近感を醸成するのみで「個人」
の消滅につながるのではないかと考えていたのです。
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「ラトック1遠征を終わって」(2/3)

2、母性原理と父性原理
 唐突なタイトルで恐縮ですが、この二つの対立概念は、遠征
期問中に、ぼくの頭に漠然大洋かび、帰国後しばらくして、か
かり明確になったものです。
 明察な諸氏は、すでにご承知と思いますが、母性原理とは、
没契約的、包容的、許容的か母の愛の様々考え方であり、父性
原理は、反対に、契約的、区別的、競争的、価値判断的な切り
捨て原理といえます。
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