米朝首脳会談、蹴立ったトランプ大統領

 米朝首脳会談は、大方の予想に反して何の成果もなく終わったと報じられています。
 しかし、そんなことはないのではないのではないでしょうか。大いに成果はあった。トランプはやはりなかなかのものだ。そんな気がするのです。
 だいたいはっきりした成果を求めていたのは金正恩のほうで、トランプではない。アメリカにICBMは飛んできませんが、経済制裁を緩和してもらわなければ、困るのは北朝鮮の方です。
 直近の国連決議による経済制裁で、28億ドルだった北朝鮮の外貨は3億ドルに減ったと言われています。このままでは、大量の餓死者が出るとも言われているし、世界各国による瀬どりの監視も強化される中で、追い詰められているのは北朝鮮です。
 この会談を見守っていた習近平は、席を立ったトランプに強い印象を受けたはずです。それは明日の自分が見る光景かもしれないからです。
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『真相深入り!虎ノ門ニュース』この素晴らしく面白い番組

MCは居島一平さん。米粒写経というお笑い芸人だけれど、驚嘆すべき博識で、綺麗で正しい日本語を使う。


 エブリデーホリデーの日々を過ごしているのですが、朝に寝て、正午前後に起きるのが普通です。
 起きて最初にすることは、iPad proのYouTubeを立ち上げて、そこの虎ノ門ニュースを見ることで、ここからその日が始まります。
 iPad proにLightningコネクターを使って、HDMIケーブルでテレビにつないで動画を写します。iPadやラップトップPCでは、画面が小さいのがあまり気に入らないからです。
 この番組は、いわゆるネットテレビというもので、YouTubeとニコニコ動画でウィークデイの朝8時~10時に毎日放送されています。iPadなどを使わなくても、テレビでもネットに繋げれば見ることができます。しかし、早送りしたいとか戻したいとかの操作が、テレビ本体ではあまりスムースでないのが気に入りません。
 普通のテレビ番組では、まず聴けないような情報を知ることができ、興味が尽きません。多くの常連のコメンテーターがリアルタイムで、話題になっているニュースを取り上げ、新鮮な視点での論評を行ってくれます。
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新しい年を迎えて(最終回)

 第二次大戦で、連合国を率いて日本と勝ったアメリカは世界の覇権を握ります。戦後、戦時の連合国によるいわゆる国際連合なる世界組織を作り、また米ドルを基軸とするいわゆるブレトン・ウッズ体制と呼ばれる金融支配の仕組みが作られました。これは同時に、グローバリズムの始まりとも言えます。
 歴史で初めて、マルクス・レーニンの唱えたマルクス・レーニン主義という世界革命主義によって、ロシア帝国はプロリタリアートによって倒されました。そして共産主義によって立つソ連邦が成立します。
 世界は、資本主義国グループと共産主義国グループに別れることになり、アメリカはソ連邦と対峙することになりました。ここに世界を二分する冷戦構造の世界が生まれたわけです。
 ソ連邦の人間性と遊離した計画主義経済は弱体化せざるをえず、やがて、アメリカのレーガン大統領の軍事的ハッタリ戦略に怯えた結果、ソ連邦は崩壊することになりました。
 これを見て、共産主義国家という歴史の実験は失敗だった。資本主義は優位の確証を得たのだとして、パクス・アメリカーナが唱えられました。つまり、軍事的・経済的優位による平和です。それは世界の警察の宣言でもありました。
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新しい年を迎えて(その3)

 大学に入って、ぼくが毎日のように通ったのは図書館でした。そこには高校の図書館とは比較にならないくらいの本がありました。そこにある山関係の本を片っぱしから読んで行きました。
 中には図書カードはあるけれど、本がないものがありました。尋ねると、山岳部の顧問の教授の部屋にあるということでした。かなり勢い込んで、その教授の部屋に向かいました。
 高校の教員室に入るようなつもりで、ドアを開けると、大きな机に座っているかなり年配の先生は、「君、部屋に入るときはノックするもんだよ」とぼくを叱りました。
 教授は、「山が好きなのかね」と尋ね、「山岳部に入りなさいよ」と言われたのですが、「いや、ぼくは集団に縛られるのは好きじゃありません」と答えたのです。ぼくは間違いなく、礼儀知らずの生意気な学生だったようです。
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新しい年を迎えて(その2)

 大学を終えて、化学を教えることになったぼくが赴任したのは、京都の桂離宮の近くにある桂高校でした。
 共産党や社会党の支援を受けていた蜷川知事の京都府は日本で有名ないわゆる民主教育の中心でした。社会党、共産党の違いはあれ、日教組傘下の京都府教職員組合は極めて強い存在でした。
 多くの活動家教員の影響を極力少なくするため、京都府教育委員会は、活動家の教員を一箇所に集めるという方法をとりました。その高校が桂高校でした。そうしたことを知ったのはずっと後のことです。
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新しい年を迎えて(その1)

 年が明けました。
 なにいうとるんや、年明けからもうもう二週間近くも経っとる。そんな声が聞こえてきそうです。世の中やけにスピードが重視されるようになってきました。ものすごいスピードでニュースが飛び交い、すぐに古くなって忘れられて行きます。
 ぼくのような昭和二桁のとっかかりの男には、このめまぐるしさはなんかしんどい。
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「元徴用工(?)判決」で思い出したこと

 最近、お隣りの韓国で、最高裁が元徴用工の損害賠償を認めるという判決を行った。これは国際協定を無視した非常識極まりないもので、いわゆる「元徴用工判決」と呼ばれ話題となっている。
 そもそも、この「徴用工」という呼び方にも問題がある。安倍首相も国会で答弁した通り、この人たちは自ら応募してきた人たちであり、正確には「戦時労働者」と呼ぶべきだ。同じような例として、いわゆる従軍慰安婦があり、これは戦時売春婦が正しく、最初からそう呼ぶべきだったと思われる。こうした呼び方を考えたのは、日本人だったからどうしようもない。さらに、「Sex Slave」を世界に広めたのは日本弁護士会の弁護士だった。彼は国連で何年にもわたって刷り物を配布し続け、慰安婦が「Sex Slave」だというでっち上げを定着させた。
 今に始まった事ではないが、特に最近の韓国の日本国に対する対応には、目にあまるものがある。
 福沢諭吉が『脱亜論』で述べたごとく、「大陸と半島の二国に対しては、ただ隣国だからという理由だけで特別な感情を持って接してはならない」と、つくづく思う。
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39年振りのラトック1登頂

 ラトック1の登頂が成功した。
 そのことを知ったのは、東京の牡蠣専門のレストランで、だった。

山の専門誌『岩と雪』が廃刊となった後は、『Rock & Snow』が後を継いだことになった。

 数年前『なんで山登るねん』が山渓文庫として再版された時の担当者で、いつも東京でぼくの世話を焼いてくれる米山くんが連れてきた、『Rock & Snow』の初めての女編集長になったばかりという大畑女史は、開口一番「ラトックが登られましたよ」と言った。彼女とは、昔から山渓編集部にいて、顔見知りだった。
 ラトック1登頂成功を聞いて、ぼくはなんだかホッとした。
 いつまでたっても第二登が成功しないことが、登頂後20年を超えた頃から次第に気になりだしていたのだ。来年で、初登以来40年を数える。
 来年には、登頂40周年になるから、それを記念してパキスタンに行きましょうという友人も現れた。来年末には、一緒に行こうというパキスタン・ツアーへの参加希望者が10人も集まったという。
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リモネットの特別メニュー

 一行4名がリモネットに着いたのは、夜半を過ぎた頃でした。
 管理人のジャコミーナに頼んでおいたので、薪は用意されていましたが、ストーブは煙るばかりで全く燃える気配なく、全員燻されて、まるで燻製状態で、全部の窓を開け放たざるをえず、寒さに震え上がる始末でした。
 一応お腹は大丈夫だったとはいえ、ニースからの夜中に開いている道中のお店もなく、何も食べずにここまでやってきたわけです。この寒さの中で、震えながら空腹を抱えて朝まで耐えるのは無理と思われました。
 そういうこともあるかと、買ってきたマツモトの鯖寿司2巻と成田空港で仕入れた細巻き寿司でお腹を満たしたのでした。
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2年ぶりのイタリアとエア・フランスの特別メニュー

 2年ぶりにイタリアに来ています。
 ピエモンテ州のリモネットは、山は紅葉に彩られて秋なのですが、寒さは冬の感じで、暖房がないと身震いするほどの寒さです。
 エールフランスで、シャルル・ドゴール空港経由でニースに着きました。
 機内食で、オーダーすると有償で特別メニューがあるというので、どんなものかとネットで注文しておきました。席もネット予約で、脚が十二分に伸ばせるエマージェンシー・ドアサイド席を取ることができました。緊急時にスタッフに協力するために英語が話せるかの確認を取られます。
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