少女像と慰安婦像

左端に像を守る人が寝るテントが少し見えている。その一部が見える左側の黒い石板に刻まれた英文が大嘘を語る。

 この写真は、直近のソウル日本大使館前の少女像です。
 ネットで調べたことのある人にとっては、もうとっくに知っていることなのですが、この像は慰安婦ではないのです。
 この像が置かれたのは2011年のことでした。
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本多勝一氏と吉田二郎氏と

 先の項で『岩と雪ベストセレクション』にぼくの『登山と「神話」』が取り上げられたとして、その内容がデジタル化されている<高田直樹ドットコムへようこそ>なるサイトを紹介しました。しかし正しくは、その冒頭の1章「スポーツ神話について」のみでした。正確を期してここで訂正しておきます。
 さて、前に示したこの本の紹介文で、冒頭に掲げられている作品は、本多勝一氏の「パイオニアワークとはなにか」であり、そして二番目は吉田二郎氏の「スーパーアルピニズム試論」でした。
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インスタント焼きそばのこと

 たしか暮れのことだったと思うのだが、ネットのニュースで次のようなことを読んだ。
 インスタント焼きそばの人気投票で圧倒的に支持されたのは、ペヤングと日清UFOだった。この二つにはほとんど差がないほどだったが、関東と関西で好みが分かれたというのだ。
 関東ではペヤングが、関西ではUFOが好まれることがわかったそうである。
 ぼくはインスタント食品なるものをほとんど、いや全くと言っていいほど食べないのだが、つい最近友達のマンションで、インスタント焼きそばなるものを食べ、それがペヤングの焼きそばだった。
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一番あって欲しくない結末へ

 日本人人質拘束事件はどんどん最悪の結末に向かって進行しているように感じられます。
 この事件に関しては、テレビの報道番組に多くの専門家が登場し、それぞれの意見を語っています。
 ぼくは、この事件が発生して以来、ほとんどすべての番組を録画し、そのコメントや見解をウオッチしてきました。それらを総括していえることは、政府関係者の口はだいたい重い。遠い人ほどぺらぺらしゃべり、少々的外れと考えられることも多いように感じていました。
 この事件は、ISISが突如二人の日本人に72時間以内に2億ドルの身代金を払わなければ殺害するという予告をするという動画をYouTubeに揚げたことから始まりました。
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YouTubeへ動画をアップロード

 前の稿で書いたように、マララ・ユスフザイ嬢のスピーチに感動を覚え、その動画をYouTubeにアップすることになりました。
 以前は、テレビの番組を録画したものをYouTubeにアップロードすると、しばらくして「著作権に関する苦情が寄せられたので削除しました」というコメント付きで消されることが多かったようです。
 ぼくの場合は、そんなにたびたびアップしていませんから、稀に消されることがあったという程度でした。そんな感じで消された動画を観察してみると、その苦情なるものを申し立てているのは、どうも著作権がらみではない。その動画自体を不愉快に思ったりけしからんと思ったりした人が、自分とは関係のない「著作権」を仮の理由に削除を迫っているのではないか。そんな勝手な推測をしたりしていたのです。
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衆議院解散の万歳フライング

 11月21日、衆議院の解散が行われた。
 その模様は、かなり詳細に映像として報道されたといっていい。
 解散の進行は次のように進行することになっている。
 まず閣議決定が行われる。閣議決定というものには、全大臣の署名が必要である。小泉内閣の郵政解散の時、一人の閣僚が署名を拒んだので、小泉首相はその大臣を罷免し、自分が兼務することにして署名を埋めたという。
 解散の詔書には、国事行為としての天皇陛下の決済が必要で、天皇は解散詔書に「明仁」と署名を行う。そして、天皇の御意思を受けて侍従が、詔書に御璽を押印して、解散詔書が出来上がることになる。
 この詔書は国会に届き、黒塗りの盆に紫の袱紗にくるまれて、内閣官房長官から衆議院議長に手渡されることになる。
 解散は当然のこと、閣僚の任命にも天皇陛下の決済が必要なのであって、天皇がいなければ日本国は動かない仕組みなのである。 続きを読む

この頃気になること(3):万歳の作法

 最近のテレビでは、万歳の光景が多く報道されていました。
 どこだったかの村が文化遺産に指定されたとかで万歳、先頃は沖縄知事選での翁長新知事誕生の万歳、そして今度の衆議院解散の万歳。幾度となく万歳三唱の画面が映し出され、その度にその光景が気になっていました。
 なにが気になったかは後にして、この万歳はもともと天皇陛下万歳がもとで、天皇陛下の長寿を願って唱えるもので、明治時代に始まったようです。万歳はTen thousands years oldですから、長寿を表わすのですが、それが勝どきを意味するようになったと思われます。大陸の戦線で敵陣を攻め落とした帝国陸軍は、万歳を三唱するのが常だったようで、そうした写真を沢山見た記憶があります。
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山中峯太郎『敵中横断三百里』が届いた

少年倶楽部文庫4『敵中横断三百里』絵・椛島勝一 決死の騎兵隊斥候六騎、息詰る戦場事実談

少年倶楽部文庫4『敵中横断三百里』絵・椛島勝一 決死の騎兵隊斥候六騎、息詰る戦場事実談



アマゾンに頼んでいた古本の『敵中横断三百里』が届いた。
奥付を見ると、この講談社の出している少年倶楽部文庫の一冊であることが分かった。
少年倶楽部文庫は1970年に文庫本の復刻版として講談社から出版されており、第1期として20冊がリストされている。その中には、懐かしい『ああ玉杯に花うけて』や『少年探偵団』もあった。この巻末リストの冒頭には次のような紹介文がある。
<雑誌『少年倶楽部』に掲載され、多くの人を魅了した名作傑作の数々を選び集めて、あの感激と楽しさを新たに送るユニークな文庫>と。
この復刻版の少年倶楽部文庫4の『敵中横断三百里』の3刷りは、昭和50年10月28日出版なのだが、初版はなんと12日前の28日なのである。
どれだけ売れたかは分からなかったが、大変人気が出た復刻版だったようである。昭和50年といえば1975年である。
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中国語の二字熟語の7割は日本渡来

敗戦後、国学が禁止されたことやおもにNHKの宣伝もあって、中国に関しておおいに誤った認識が日本人に植え付けられました。
いわゆる「中国4千年の歴史」とかいう言い草の類いです。ほとんどの日本人は中国はそれほど古い国だと思っています。しかし、中国はずっと「国」ではなかったし、いまもまともな国ではない。
しかしいまのいわゆる中国が、国として成立してくるのは、日清戦争に始まり、毛沢東が1949年、天安門広場で中華人民共和国の建国を宣言した時からといっていい。
それまでは、王朝が次々と勃興と滅亡を何の連続性もなく繰り返していただけです。いわゆる中国には土地はあっても国はなく、主に北方から色々の民族が入り込んできては王朝を滅ぼし新しい王朝をつくる。これを繰り返していただけといえるのです。
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日本人があまり知らない事実、しかし知らねばならぬ真実

近頃本当につくづくそう思うのですが、ぼくたちは本当のことを知らなさすぎるのではないか。ぼく自身つい最近まで知らなかったことが多すぎるのです。だからここで、そうしたことがらをを順に書き連ね、若干の説明を加えたいと思い立ったわけです。

●靖国神社って誰のものでしょうか?
国のものではないはずです。戦後、政教分離が決まりましたから。では軍人遺族のもの? 神社本庁のもの? いや靖国神社は神社本庁に属していません。
歴史を考える必要がありそうです。
靖国神社は明治2年、明治天皇によって建てられました。日本が明治維新の動乱の中で亡くなった多くの人の御霊を祀るために作られました。
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