聖徳太子の17条憲法

安倍政権が成立してから憲法の問題・憲法改正がマスコミなどで取り上げられるようになってきました。
ぼく自身は、若い頃から、「象徴天皇」は見事な作文だと言ったり書いたりしてきたし、軍隊を自衛隊という言い換えは、子供だましの言葉遊びみたいなもんだと思っていました。
二十歳代の就職してすぐの頃、その頃は職場などでもなんの問題についても議論することが盛んだったのですが、組合員の同僚たちの自衛隊違憲議論の輪の中につい割って入り、「そんなに具合が悪いなら、憲法を変えればいいのではないですか。全ての決まりとか約束事は都合が悪くなれば変えて行くもんでしょう」と言ってしまいました。
一同は、半ば呆然とした面持ちになり、一人が「君はとんでもないことを言う奴だなあ」とあきれたように言ったものでした。
本当のところ、当時のぼくにとっては、そんなことはどうでもよくて、山登りだけが関心事だったと思います。それから高度成長の続く何十年もの間、無関心のまま過ごしてきたのではなかったかと思います。
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