KAZUYA_CHANNELが素晴らしい

KazuyaTopScreen最近なにげなくKAZUYA_CHANNELという動画サイトを見た。これがなかなか面白い。
てきぱきとした口調と明確な論理性、こんな若者がいるとは心強い限りだ。
どんな人かと調べてみた。
名前は和也というらしいのだが、KAZUYA(一般人)としか明かしていない。
生年月日:1988(昭和63)3月2日で、25歳の若さだ。生まれは北海道で身長は175㎝としている。
25歳といえば、高度成長もバブルも知らず、デフレスパイラルの中で生まれ育った世代である。それにしてもこの若さで、どこでこのような知識と歴史観を身に着けたのだろう。
誰か先生がいたのかもしれないが、その大半はネットだったのだろう。
このKAZUYAチャンネルをみて、疑問に思ったら自分で調べてください。そしてほかの人に発信してくださいと呼びかけている。

この動画サイトを始めたのは、昨年(2012年)の暮れに、友人の結婚式の動画作成を頼まれたのがきっかけだったとプロフィールで語っている。
今年の2月頃から政治ネタが増え始め、今はそれ一色である。YouTubeとニコニコ動画に毎日午後9時にアップしている。
すべては、2分足らずの動画である。彼は目的を次のように語っている。
「はっきり言って今の日本はおかしいです。特にマスコミが公平とはかけ離れた報道を繰り返すので、まずは日本の問題を知ってもらうための「入り口」を作ることが急務だと感じています。」
右も左も日本の歴史を知らないのが問題ともいう。全く同感である。
ぼくも常々、政治家の人たちは右か左はあっても垂直軸がないことが問題だと思っている。垂直軸とは日本の歴史であり、歴史観・国家観である。さらにいえば、こんなことを言うと超右翼などと意味ないレッテル張りをする人がいることを覚悟していうと、日本の国体を認識しているかどうかということである。

面白いし共感を呼ぶ内容だから、当然のことなのではあるが、今年2月には登録者数1000人だったのが、政治ネタに集中しだしたあたりから急増し、5月に10000人、6月に20000人となっているという。
今の若者は、正しく見る目を持っているということのなのだろうと思う。
先日の「たかじんのNOマネー」に橋下市長が登場し、全コメンテータの集中砲火を浴びながらあっぱれにも孤軍奮闘していたが、それを見ていた視聴者アンケートによれば、70%が橋下の意見を支持するという結果が出て、コメンテータたちが慌てる様子が見て取れ、興味深かった。そうなると、普段は巧妙に隠している生地が出てくる。
全マスコミのコメンテータのほとんどすべてが、東京裁判史観から脱却どころか、完全浸潤硬化状態の頭脳となっている見事な証左のようだと思った。

ともかく、KAZUYA_CHANNELをお勧めする。
政治ネタではないものを一つ挙げておく。
http://www.youtube.com/watch?v=aUJfKiNGNU4

辛坊治郎氏の失敗に思う

ブラインド・セーラーと一緒に太平洋横断を計った辛坊治郎の試みは、原因不明の浸水事故によって失敗に終わり、メディアの大きな話題となっています。
ネットの書き込みも炎上に近い状態のようで、辛坊治郎氏は左からも右からも集中砲火を浴びています。
人の不幸が嬉しいのは、人間本来の悲しい性ともいえるようで、気の毒ともいえますが致し方のないことだとも思えます。
それにしても、浸水の原因はなんだったのか。それについての追求がなされないのはどうしたことなのだ。
最初から気になっていたのはこのことです。
クジラにぶつかったって。そんなバカな話はない。
クジラが体当たりする訳はない。ぶつかってくるヨットを避けないクジラはいない。そう思うからです。
会見での記者たちのしまらないぼけた質問に対して、辛坊氏は「あり得ません」と座礁の可能性を強く否定しています。それは当然でそんなものがある海域ではない。
では何に当たったのか。
結論を言うと、ぼくの推理によれば、海洋漂流物です。
東北大震災のがれき総量は2000万トンで、そのうち500万トンが太平洋に流出した。7割の350万トンは日本海沿岸付近の海底に沈みました。残り3割程度の150万トンが漂流物となっていると考えられるのだそうです。
これらのものもだんだんと沈み、現在はもっと減っているのですが、その9割以上が沈みにくい家屋の一部及び流木と考えられています。
辛坊さんのヨットは、こうしたものに衝突したと、ぼくは考えています。
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