昨今、縄文が大人気のようで、そのせいでも無いのですが、ぼくもこんな駄文を書き連ねています。
ところで、皆さんは、日本中に縄文遺跡があることはよくご存知だと思います。全部でいくつ発見されているとお思いですか?
百?千?万?10万?
2013年3月の文化庁の発表によると、その数は46万5021なんです。
もちろんこの数は、旧石器時代からのすべての墳墓・横穴なども含めていて、純然たる縄文遺跡は9万531カ所なんですが、それでもすごい数です。47都道府県ですから、各県に2000近い遺跡があることになります。次のリンクでみてください。縄文遺跡一覧
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投稿者「takadanaoki」のアーカイブ
縄文あれこれ 縄文時代
縄文時代は、約1万3000年前に始まり、2300年前頃まで、1万年以上続いたとされています。
こうしたとんでもない昔の年代をどうして測るのかというと、20世紀の半ばに考えられた、炭素の同位元素を使った年代測定によって、極めて正確に測れるようになりました。炭素の放射性同位元素の半減期が5730年であることを使いますから、動植物の遺骸が必要で石とか金属とかは測定できません。
だから土器やら石器などは、それが出土した地層に含まれる植物などを利用するわけです。動物・植物は炭素を取り込みそれで体を作っていますから。
縄文あれこれ はじめに
先日、はじめて北海道の更別村というところへ行く機会を得ました。
「十勝さらべつ熱中小学校」での授業を依頼されたからです。
更別村というところは、人口3000の村なんですが、各戸に米国製のトラクターが複数台ある家もあるというけっこう裕福な村なのだそうです。
そこの授業では、ぼくのやってきた山登りの話をしました。ほんとうは、縄文人とアイヌ人の話をしたかったのですが、ぼくは体育特任教諭ということになっていますから、山の話をしないといけないと思ったのです。
そういうことを、ちょっと話したら、後で多くの人たちから縄文の話を聞きたかったと言われたのです。そして、夜の焚き火を囲んでの会合では、そんな話で大いに盛り上がったのです。
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ロシアの新聞記者からのメール
ロシアの新聞記者から突然、iPhoneにSMSで連絡が来た。先々週のことだった。
「私はロシアの新聞イズベスチャの◯◯◯◯(ロシア文字で読めない)と申します。突然ですが、私のインタビューを、もし迷惑でなければ、受けていただけませんか。インタービューはSkypeでやり、録画してTVにも載せたいと思います。実は、友人がLatok1で死に1人がまだ戻りません。」
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かくも長きブログの空白
この「葉巻のけむり」への最後の投稿は、2018/04/14となっていますから、その空白は4ヶ月にも及ぶことになります。
あの最後の記事を書いた頃は、トランプと金正恩の会談を前に、世界中がどんな展開をするのかと固唾を呑んで見守るという状況だったように思います。会談が終わったら、なんかの見解を投稿しようと考えていました。
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森友問題、加計問題、日報問題の背景
一体いつまで続くのでしょうか。普通に考えれば異常あるいは異様としか言いようがないという気がしています。
振り返って考えると、こうした安倍降ろしが始まったのは、安倍首相のあの時期を限った憲法改正発言からだったように思います。
朝日新聞を筆頭とした新聞やテレビが執拗な安倍政権攻撃を始めました。
政界の変動を狙った色々な動きがありました。総選挙の結果は見事といっては言い過ぎかもしれないけれど、安倍政権の圧勝に終わりました。
そして野党はバラバラになりました。
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金正恩の中国電撃訪問
金正恩という男は決して馬鹿ではないし、無茶をやる人でもないと思います。結構神経が細やかで、そして臆病でもある。
トランプの動きに彼はビビりまくった。そう思います。
トランプを研究する必要に迫られて、たとえばツイッターなどはすべて記録し、研究分析し尽くしたようです。でも結局よくわからなかったのではないか。
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森友文書の書き換え(改ざん)問題
森友文書改ざんが大問題となって、マスコミはこのこと一色で盛り上がっている感じです。
この問題はあの悪名高き朝日新聞が報じたので、またやらかしたのかと思っていました。ところがなんと、意外にもいつものような捏造ではなかった。
ただ普通なら、証拠となるものが示されるのが原則なのにそれがなく、異なった文書の存在を「確認。」という体言止めで終わる記事表現となっていました。
つまり、森友との地価の決済文書が2通りあるから、原本を見せろということになったのです。
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「あおり運転」に思う
近頃、「あおり運転」というのが、大変問題になっているようです。
「あおり運転」とはなんなのか。Wikipediaでは次のように説明されています。
あおり運転(あおりうんてん)は、道路を走行する自動車に対し、周囲の運転者が何らかの原因や目的で運転中に煽ることによって、道路における交通の危険を生じさせる行為のことである。
そして、では具体的にはどんな行為をいうかについては次のように定義されています。
前方を走行する車に対して、進路を譲るよう強要する行為のほか、車間距離を狭め、異常接近したり、追い回し・無理な割り込み後の急ブレーキ・ハイビーム・パッシング・クラクション・幅寄せ・罵声を浴びせる、などによって相手を威嚇する、嫌がらせや仕返しをする行為などが挙げられる。
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共産主義は死んだのか?(「桜チャンネル」より)
ネットの古参番組に『桜チャンネル』があって、毎週末には<闘論!倒論!討論!>という座談会が放送されます。
地上波では絶対に聞けないような、かなりまともな意見や、至極当然の考え方が聞けるので、結構楽しみに集中して視聴しているわけです。
今週のタイトルは、「サヨクの本質ー共産主義は死んだのか?」というもので、誠に興味深く、聞きました。
それで、ここで、文字に起こそうと考えました。パネリストは次の7人です。
岩田温(政治学者・大和大学政治経済学部専任講師)
加藤清隆(政治評論家)
河添恵子(ノンフィクション作家)
篠原常一郎(元民主党・日本共産党国会議員秘書)
西岡力(「救う会」全国協議会会長・モラロジー研究所歴史研究室室長)
森口朗(中央教育文化研究所代表・教育評論家)
渡邉哲也(経済評論家)
司会:水島総
時間がかかることなので、少しづつ始めることにして、適当に取り上げて行こうと思います。
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