「天皇陛下の譲位を可能にする特例法が9日午前の参院本会議で可決、成立した」そうで、この譲位が行われると、江戸時代後期の光格天皇以来、約200年振りになるといいます。
ところで、この「譲位」ですが、新聞・テレビ全てがこれを「退位」という。これは、ぼくにとってはなんとも気色悪い。
世界最古を誇る日本国の象徴である天皇は万世一系絶ゆることなく続いてきたわけで、退位と即位は同時に行われるはずです。したがって譲位イコール即位であり、退位などというのは皇室制度がなくなる時、つまり日本が消える時のみに使われるべきだと思うのです。
続きを読む
「つれづれ」カテゴリーアーカイブ
西部邁氏の自死
先日、新年会の二次会の席で、西部邁氏が亡くなったことを知らされました。多摩川で入水自殺したのだそうです。
でも、ぼくは少しも驚きませんでした。「あ、とうとう」という感じだったのです。というのは、彼は年末にネットのインタビューでも次のように語り、自分の死を予告していたからです。
「実はねぇ。もう過ぎましたけど、ぼく10月22日に、日付忘れられない総選挙の日、実はあの日ぼくねぇ(はい)、あえてニコニコ笑って言いますけど、あの日死ぬ気でいたんですよ(そういう噂も流れてました)。計画も完了しててね。ところがちょっとね、手はずが狂って、どうしようと思った時に発表があって、総選挙と、あのぼく平凡ですから、あの総選挙の日というのはオマワリとか区役所忙しい。そんな忙しい時に騒ぎを加えるというのはね、私の意図するところじゃねぇから、じゃあシャァねえかと、延ばすか、とこう思った時にフト考えたんです。
よく言われてましたが、なんで22日に選挙するんだと。」 【平成29年 年末特別対談】西部邁氏に聞く[桜H29/12/29]
続きを読む
長い沈黙の後に
最後にこの<葉巻のけむり>を書いたのは、昨年の7月のことだったから、長い沈黙になる。
その頃、なんだか世界はおかしいぞ、と感じ始めたような気がするのだ。それはブレグジット、いわゆるイギリスのEU離脱だったような気がする。あれは昨年の6月だったから、指折り数えると半年ほどになる。
あれ以後、引き続いて、国の内外で、その結果を知りたいと思うこと、どうなるのだろうと思うことが、次から次へと起こり続けた。はっきりしたら、結果が見えてから書こうと逡巡していると、また次のことが起こる。
続きを読む
『ツイン・ピークス』の新作が始まる。
加計学園問題の構図
森友や加計の問題で一気にこの疑問が顕在化してきたように思うのです。なぜマスコミはこれほど安倍叩きをやるのだろうかという疑問です。
安倍首相は政権を立ち上げたとき唱えたのは、戦後レジュームの脱却でした。その後あんまり言われなくなった戦後レジュームってなんなのだろう。ともかく戦後の日本で出来上がった仕組みのことなのですが、その内容についてここで詳しく述べる気はありません。
ぼくの理解は極めて大雑把なのですが、まあ以下のようなことなんです。
戦前の日本を支える勢力がありました。軍部、政治家、政商、財閥、官僚などです。
マッカーサーは、これらの勢力をすべて叩き潰したのですが、ただ一つ潰さなかったものがありました。それは官僚たちでした。
続きを読む
第二次朝鮮戦争もどきは起こるのか
「ピカーッ! と目の前真っ白になって、ドーン!。」
「来たーッ!ミサイルや。」
「そう思たけど、雷やった」
テレビで、コメンテータがそう、本当なのか冗談なのか分からんような話をしました。
続きを読む
「田原総一郎の不埒な作り話」、武見敬三発言の訂正
「田原総一郎の不埒な作り話」には、ぼくが記憶に頼って書いた武見敬三氏の発言があって、そこのところがずっと気になっていました。ようやく時間ができたので、苦労してその動画を探し出して確認したところ、やはり間違いがありました。
だからといって、田原氏の話が嘘っぱちであることは、変わらないのですが・・・。
それは、2016年5月6日(水)のプライムニュース「シリーズ”昭和90年”の肖像③ 吉田茂の”遺産”と”誤算”」でのものでした。
ここに、当該記事でも予告したように文字起こししたものを掲げることにしたました。
続きを読む
少女像と慰安婦像
森友問題の核心
我が国の周辺はかつてなかったような緊迫した状況になっているにもかかわらず、東京都議会も衆参両院も、なにを言いたいのかなにを目指しているのかを、はっきりと言わないままの、ためにするかのような議論が延々と続いています。
続きを読む
北朝鮮の兵器開発の費用はどこから?
つい最近まで、餓死者が出ていると言われてきたあの国が、核開発を着々と進め、高度な技術を必要とすると言われる潜水艦発射型のミサイルを開発できたのか?
かつてのナチスドイツは、第一次大戦後の壊滅的な荒廃の中から驚くべき速さで、軍事大国となりました。しかしそこには、アメリカ財閥やユダヤ資本の巨額の財政援助があったと言われています。
北朝鮮はどうだったのか? 技術を助ける国は例えばロシアなどがありました。では、お金はどうだったのか。経済制裁の中で、お金はどうしたのだろう? ぼくにはそういう疑問がありました。
この疑問に、桜チャンネルの「【討論】韓国大崩壊!?その時日本は」で、西岡力氏が答えてくれました。拉致問題に深く関わり続ける西岡氏の述べるこの事実を知って、皆さんはどう思いますか。
続きを読む