最後にこの<葉巻のけむり>を書いたのは、昨年の7月のことだったから、長い沈黙になる。
その頃、なんだか世界はおかしいぞ、と感じ始めたような気がするのだ。それはブレグジット、いわゆるイギリスのEU離脱だったような気がする。あれは昨年の6月だったから、指折り数えると半年ほどになる。
あれ以後、引き続いて、国の内外で、その結果を知りたいと思うこと、どうなるのだろうと思うことが、次から次へと起こり続けた。はっきりしたら、結果が見えてから書こうと逡巡していると、また次のことが起こる。
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カテゴリーアーカイブ: つれづれ
『ツイン・ピークス』の新作が始まる。

序章の冒頭のシーンです。
このドラマについては、ぼくはかなり特別な思い出があるのです。
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加計学園問題の構図
森友や加計の問題で一気にこの疑問が顕在化してきたように思うのです。なぜマスコミはこれほど安倍叩きをやるのだろうかという疑問です。
安倍首相は政権を立ち上げたとき唱えたのは、戦後レジュームの脱却でした。その後あんまり言われなくなった戦後レジュームってなんなのだろう。ともかく戦後の日本で出来上がった仕組みのことなのですが、その内容についてここで詳しく述べる気はありません。
ぼくの理解は極めて大雑把なのですが、まあ以下のようなことなんです。
戦前の日本を支える勢力がありました。軍部、政治家、政商、財閥、官僚などです。
マッカーサーは、これらの勢力をすべて叩き潰したのですが、ただ一つ潰さなかったものがありました。それは官僚たちでした。
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第二次朝鮮戦争もどきは起こるのか
「ピカーッ! と目の前真っ白になって、ドーン!。」
「来たーッ!ミサイルや。」
「そう思たけど、雷やった」
テレビで、コメンテータがそう、本当なのか冗談なのか分からんような話をしました。
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「田原総一郎の不埒な作り話」、武見敬三発言の訂正
「田原総一郎の不埒な作り話」には、ぼくが記憶に頼って書いた武見敬三氏の発言があって、そこのところがずっと気になっていました。ようやく時間ができたので、苦労してその動画を探し出して確認したところ、やはり間違いがありました。
だからといって、田原氏の話が嘘っぱちであることは、変わらないのですが・・・。
それは、2016年5月6日(水)のプライムニュース「シリーズ”昭和90年”の肖像③ 吉田茂の”遺産”と”誤算”」でのものでした。
ここに、当該記事でも予告したように文字起こししたものを掲げることにしたました。
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少女像と慰安婦像

左端に像を守る人が寝るテントが少し見えている。その一部が見える左側の黒い石板に刻まれた英文が大嘘を語る。
ネットで調べたことのある人にとっては、もうとっくに知っていることなのですが、この像は慰安婦ではないのです。
この像が置かれたのは2011年のことでした。
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森友問題の核心
我が国の周辺はかつてなかったような緊迫した状況になっているにもかかわらず、東京都議会も衆参両院も、なにを言いたいのかなにを目指しているのかを、はっきりと言わないままの、ためにするかのような議論が延々と続いています。

YouTubeの虎ノ門ニュース
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北朝鮮の兵器開発の費用はどこから?
つい最近まで、餓死者が出ていると言われてきたあの国が、核開発を着々と進め、高度な技術を必要とすると言われる潜水艦発射型のミサイルを開発できたのか?
かつてのナチスドイツは、第一次大戦後の壊滅的な荒廃の中から驚くべき速さで、軍事大国となりました。しかしそこには、アメリカ財閥やユダヤ資本の巨額の財政援助があったと言われています。
北朝鮮はどうだったのか? 技術を助ける国は例えばロシアなどがありました。では、お金はどうだったのか。経済制裁の中で、お金はどうしたのだろう? ぼくにはそういう疑問がありました。
この疑問に、桜チャンネルの「【討論】韓国大崩壊!?その時日本は」で、西岡力氏が答えてくれました。拉致問題に深く関わり続ける西岡氏の述べるこの事実を知って、皆さんはどう思いますか。
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「つまらん。地上波はつまらん」
大滝秀治さんではないですが、きょうびのテレビは本当に、「つまらん。地上波はつまらん」なのです。
BSテレビはまだ別として、地上波はどれもこれも、見たいと思うものがありません。特に昨今の世界情勢などや、また国内の例えば、豊洲移転問題に関しても、どの局も取り上げ方や内容に関してほとんど変わらず、面白くもなんともない。基本的な勉強欠落のキャスター・コメンテーターが、ディレクターの書いた台本通りを述べているだけ。
違う見方はないのか。そのどれを選ぶかはこっちの側なのだから、いろいろ言ってくれよ。そう思ってしまいます。まあ結論的には、台本を書いているあたりがあんまり賢くないということなのでしょう。
そんなわけで、毎週予約して見ているのは、「そこまで言って委員会」と「正義のミカタ」くらいのものでしょうか。
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トランプ政権と「二つの中国」
安倍首相は米国に旅立ちました。
これは、この会談の成果を云々する前に、日本の国際的な立ち位置を明確に世界に印象付けることであることは明らかだと思います。
アメリカでも我が国でも、トランプ叩きとも言える報道が流れ続けています。ぼくはそうした報道を見ながらなんかどうもしっくりこない。いわゆる隔靴掻痒という感じがしてならないのです。話が枝葉末節すぎるのではないか。そんな気がしてしまうのです。
なので、ぼくがいろいろと勉強した上で、と言っても大したことでもないのですが、考えていることを述べてみたいと思います。
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